ビバ!羽田空港

今日は、少しだけ、屋上ファームの仕事をして、街へ出ました。今日の目的地は、「羽田空港」です。

 

飛行機でどこかへ出かける人が、利用する場所ですが、空港内の商業施設は充実していて、展望デッキには、多くのファミリーやカップルが、明らかに羽田空港に遊びに来ていました。

 

駅の中の商業施設が「駅ナカ」と呼ばれるようになり、いつの間にか、空港内は「空ナカ」と言われ、駅弁に対抗して、空港内で売られる、ご当地弁当を「空弁」と言います。飛行機に乗るお客様がターゲットなので、価格が高くても品質重視の商品が売れるのです。

 

個人的には、羽田空港には、営業マン時代の思い出がたくさん詰まっています。中堅営業マンとなり、羽田空港の大きなマーケットの担当を任されました。最初の現場での商談相手が、くせ者バイヤーです。口では、まったくかないません。そこで作戦変更です。たまたま読んでいた本をカバンから出すと、くせ者バイヤーも読んだばかりの本でした。

 

意気投合し、何と2時間半も話が盛り上がったのです。他のメーカーの営業を待たせてしまいました。これを機に、羽田空港でのビジネスが広がります。できたてスイーツの専門店も作らせてもらいました。

 

神戸・大阪への出張には、新幹線ではなく飛行機を使い(早割りだと安いのです)、仕事では、何度羽田に足を運んだことか。そして、羽田空港の営業トップに、新しいショップのプレゼンテーションをした時の事です。

 

「商品の試食をするのは、当たり前ですが、私がやりたいのは、その商品の素材の試食をしたい。お客様に、素材からその商品のすばらしさを伝えたい・・・」というコメントを聞いた時は、「この人の発想は、普通の人では考えも及ばない・・・アッパレ!白旗!」と思ったものです。

 

営業マンとして、多くの勉強をさせてもらった場所が、羽田空港でした。

 

ということで、今日は、おやじ園長の、個人的な過去の思い出話に付き合ってもらいました。私たちが、成長するには、節目節目で「凄いやつ」「かなわないやつ」との出会いが必要ですね。そして、謙虚に己の未熟さを感じ、あきらめないで前に進むのです。