今日は久しぶりの屋上遊びを楽しみました。パンク修理が終わった自転車が3台増えて、自転車暴走族が、さっそうと広い屋上を走りまわります。シャボン玉には、小さい園児が夢中です。およそ10人の園児が、いっせいにシャボン玉をすると、なかなか幻想的な風景になります。
ところで、昨日の台風は、関西圏を中心に、今まで見たことがないようなシーンで言葉を失いました。屋根が剥がされる・・・看板が吹き飛ばされる・・・トラックが横転し乗用車が飛ばされる・・・衝撃だったのは、観覧車が凄い風力で勝手に回っている映像です。今まで見たことがありませんね。台風が直撃しなかったさいたま市も、子どもなら飛んでいってしまいそうな強風が吹きました。
さて、今日は「水」の話です。震災や台風による自然災害が発生すると、避難所生活においても「水」が貴重であることを認識しますが、私たちは、普段の生活の中では、蛇口を回せばば当たり前に水が出てくる生活をしているので、水のありがたみを感じる機会は少ないですね。世界の中では、日本は、水資源には恵まれていることもあります。
私が「水」を意識したのは、学生の頃ですね。1983年に日本初の家庭用ミネラルウオーターとして、ハウス食品から「六甲のおいしい水」が発売されました。「なんで、お金を出して水を買うの?」と大いに疑問を持ったものです。
しかし、外国では、飲み水を買うのは当たり前で、コーラよりも水の方が、価格が高い国があることを知り、少しずつ「水」と言うものを考えるようになりました。日本も今では、水を使い分ける時代です。保育園でも、硬水・水素水・発砲水と料理などの用途で、数種類の水を使用している保護者もいます。
昨日のガイアの夜明けでは、「水」が凄いことになっています。マグネシュウムの力で、洗剤なしで洗濯でき、その排水で野菜を育てると、無農薬の美味しい野菜ができるという、地球にもやさしい水の話がありました。
そして、さらに驚くべきは、30リットルの水をろ過装置で巡回させて、300回以上も繰り返し使えるシャワーです。この会社を起業したのは、東日本大震災の時に、学生だった若者です。
被災地における「水」を考えた結果、こんな世界を変えるような発明につなげたのです。若者の素晴らしい発想と、世の中を考え、変えるビジョンに感銘を受けました。
私たちのあまりにも身近にある「水」ですが、まだまだ大きな可能性を秘めているのです。たかが「水」・・・されど「水」ですね。命の源です。