お盆休み明けの保育園では、子どもたちのたくさんの話が聞けました。今年は、台風の影響か、海よりも川遊びが多かったですね。ライフジャケットを着て、50メートル下流のパパのところへ、川の流れを楽しんだ6歳女の子・・・想像するだけで楽しそうです。
故郷でのゆっくり、まったりした時間や、バーベキューを楽しんだファミリーに、暑い夏だけに、インドア派は「〇〇ミュージアム」で過ごしたようです。「おうちで勉強してました!」という5歳男の子もいました。これにはビックリです。(笑)
さて、小学生は、夏休みも終わりに近づいてきました。今日の寺子屋では、「夏休みの自由研究」といった感じで、10円玉の実験をしました。ソース・ケチャップ・マヨネーズ・レモン汁で、10円玉にかけると、どれが一番ピカピカになるか?という実験です。
10円玉についた「サビ」を落とすには「酸」が有効です。レモン汁を使った10円玉がピカピカになりました。
そんな、夏休みの宿題「自由研究」は、テーマ選びやまとめ方に頭を悩ます子どもたちが多いですね。あるアンケートでは、「自由研究は子ども一人でやった」と答えた家族は、1割だけで、6割は母親が手伝っていました。だいたい小学校3年生くらいから自由研究の課題があるようですが、「自由研究は一緒に取組まないと完成しないと感じている親は多く、関与は高まっている」そうです。私も、親が手伝うことに異論はありません。むしろ、親子コミュニケーションが深まるのであれば、それはそれで良しです。
最近は、「自由研究」のサポートを企業が行っているそうです。7月末に、東京ビッグサイトで開かれた「夏休み2018宿題・自由研究大作戦」では、58の企業や団体が参加し、親子連れ1万5000人が訪れたそうです。イベントが始まった3年前の2倍以上とのこと。
お香の老舗企業は「匂い香つくり教室」を・・・塗料メーカーは、ペンキを使った色の調合と絵を描くブースを出展・・・出展企業は「親子連れは普段出会えない客層。企業イメージも上がる」「将来、子どもの就職先として名前が挙がれば、さらにうれしい」という思惑もあるようで、これから、ますます広がっていくようです。
小学生の子どもを持つ保護者の皆様・・・夏休みの宿題「自由研究」は進んでいますか?どのような手段を使うのも、もちろん自由ですが、子どもたちが、楽しく取り組めればいいですね。
テストの点数だけでなく、思考力や表現力を重視するこれからの教育では、夏休みの宿題も自由研究型が中心になるでしょう。親としては、企業が提供する商品や専門知識を上手に活用しながら、子どもが、5年生・6年生になる頃には、一人で仕上げられるようにサポートしたいものですね。