放課後は何する時間?

保育園のプールボランティアですが、今週は月曜日から3日間連続で、パパに手伝ってもらいました。子どもたちと、思いっきりプールで遊んでもらってから、子どもたちは、教室に戻って給食です。パパには、水着を干してもらう手間のかかる仕事をしてもらい、園長は、プールの水を抜いて片付けをします。

 

そして、仕事が終わると、しばし、ボランティアの保護者とのおしゃべりタイムになります。保育園のママとは、お話をする機会が多いのですが、この3日間は、パパと仕事の話などをして盛り上がりました。

 

1つの会社で着々とキャリアを積み上げるパパ・・・サラーリーマンを3年半やったものの、やりたいことができて起業したパパ・・・営業一筋の仕事ながら、自分を高く買ってくれる会社を7社も渡り歩くパパ・・・少しだけ個人情報を漏らしてしまいましたが(すみません)社会の中で頑張っているパパの姿をしっかりと見させてもらいました。

 

元サラリーマンの私は、久々に男同士でビジネスの話をさせてもらいました。今が仕事をするのに、一番充実した年齢のパパたちです。子育ても仕事も共に頑張っています。

 

さて、「放課後」という言葉を私たちは、当たり前のように使っていますが、放課後の本当の意味は、文字通り「課業から放たれた後」ということです。でも、どうですか?今の子どもたちの放課後は、「学校的社会」の延長であって、「忙しい」ですね。

 

私が小学生の頃は、放課後は、近所の子どもたちと思いっきり遊ぶ時間です。そこには、6年生のガキ大将がいて、まだ1年生は、「ミソ」と呼ばれ、ほどんど戦力としては期待されていない存在です。でも、「ミソ」は、お兄さん、お姉さんたちに守られ、見事なタテ社会の中で、遊びを通じて学んでいたような記憶があります。

 

今の子どもたちは、宿題がたくさんあり、塾に通う子もいます。遊ぶことは、悪いことという空気が流れていますね。

 

昔も今も、理想の放課後は、「居場所」になる空間だと思っています。そこで、子どもたちは、思う存分遊び、「学校的社会」と違う学びを行うのです。

 

子育て世代の親にとって、「我が子の放課後はどうなっているのか?」少し考えてみませんか?