さいたま市内の小学校は、先週の金曜日に終業式で、いよいよ長い夏休みに入りました。イオンの店内にも、午前中から小中学生たちの姿を多く見るようになりました。
さて、この夏休みの間に、全国の自治体で、教員試験が行われます。近年の面接試験では、民間企業の人事担当者に面接官を依頼する教育委員会が増えているそうです。
ある民間企業の面接官は、「民間企業と比較すると、学校現場で働く教員は、幅広い年齢や立場の人々と関わる。子どもや保護者、同僚の教員。だからこそ、面接試験では、『立場や背景が異なる人々と、どのように調和しながら働けるか』を重視する」と言います。
「どの年代の人ともコミュニケーションが取れるか」「年上の教員に対しても、時にはリーダーシップを取って仕事を進めることができるか」という視点で、面接を行うそうです。
面接の練習については、受験生それぞれのやり方があるでしょうが、「態度は謙虚に、でも自分の経験に自信を持って話せる受験生は、面接官がもっと話を聞きたくなる」というのが、面接官の本音のようです。
実は、私もさいたま市の教員採用試験の面接官をした事があります。もう10年くらい前の話です。さいたま市では、面接官3人のうち、2人は校長先生や教育委員会の担当ですが、残り1人は民間人です。PTAでお世話になっていた縁で、面接官をさせてもらいました。
当時の私は、民間企業で営業部門として、会社の採用面接も担当させてもらっていましたが、教員試験の経験は、今でも鮮明に覚えています。とても勉強になりました。
ここら辺のくだりは、「おやじ園長の本」で触れていますので、よかったら読んでください。(すみません・・・営業活動です)
教員の面接試験でも、民間企業の面接試験でも、大切なのは「自分で考えて自分で答えが出せる人」かどうかを見極めることです。これだけは、間違いありません。はい。