今日は、子どもたちを連れて、保育園近くの老人福祉施設を訪問しました。昨年度から始めた取り組みです。今年度は、本日の夏のイベントと敬老の日、クリスマスの3回を計画しています。
50人以上のおばあちゃん・おじいちゃん達が、ホールに集合です。実は、ざっと9割は女性です。平均寿命が女性が高いという理由以外に、おしゃべりを含めたコミュニケーション力が、男性よりもはるかに女性が高いのでしょう。会社勤めが終わり、定年後の男性がいかに、輝いていないかを象徴する光景に、男の私は少し複雑な心境でもあります。
まぁ~そんな大人の事情は、ここではしまい込んで、子どもたちのパフォーマンスを楽しんでもらいました。
「うみ」「七夕」を子どもたちが歌います。おばあちゃんが一緒に口ずさんでくれたので、ここで、子どもたちの緊張も吹っ飛びます。
そして、ピンクレディの「UFO」のダンスです。おばあちゃん世代は、自分がバリバリの母親の頃にこの曲が流行っていたので、大喜びです。
保育園の夏まつりで踊る「たぷたぷパンダ音頭」は、子どもたちの、手作りパンダうちわを使うのですが、パンダの表情が、それぞれ違います。涙を流して喜ぶおばあちゃんもいました。
恒例のインタビューでは、名前・年・七夕で短冊に書いた願い事を司会が子どもたち一人一人に聞いていきます。年長、年中の園児13名が今回のメンバーでしたが、全員短冊に書いた内容をそのまま見事に言えたのです。私がビックリしました。
「お姫様になりたい」「ヒーローになりたい」には、おばあちゃんから「大丈夫・・・絶対になれるよ!」とお墨付きをもらいました。(笑)
おばあちゃん・おじいちゃんたちと、かりものゲームを楽しみ、プレゼントは、アンパンマンのメダルと、折り紙で作った手作りの金魚をいただきました。保育園の子どもたちからも、保育園で作ったオリジナルうちわをプレゼントしました。
子どもたちの力は、本当に凄いもので、一気におばあちゃん・おじいちゃんたちを笑顔にさせます。そして、「まだまだ楽しく元気に生きるぞ!」という気持ちにさせるのです。
ホワイトきゃんばすでは、おうちで、おじいちゃん、おばあちゃんと同居している園児は、ほとんどいません。今日の経験は、子どもたちにとっても、色々な意味で意義ある時間だったと確信しました。
「また遊びに来るよ~」と、今日は笑顔でバイバイして、9月に、またお邪魔します。