今日の連絡ノートには、「ナイトツアー楽しかった!」のコメントがいっぱいです。蛍の光は、子どもたちにとっても、私たち大人にとっても魅力的なのです。
そして、いよいよ屋上ファームでのミニトマトの収穫が始まりました。土曜日も今日も、子どもたちとバケツ山盛りです。朝のおやつは、美味しく冷やしたミニトマトです。一人3つも食べる園児もいます。本日収穫分は、子どもたちのお土産になりました。トマト嫌いの園児もファームのトマトは食べるという不思議な現象が起こるのです。(笑)
さて、授業名人として、全国の教職員に影響を与えた、故・有田正和先生がこんなことを言っています。
「45分間の授業で1回も笑いのない授業をした教師は逮捕する」と。若い先生たちは実に真面目で勤勉な人が多く、何でもきちんとやろうとしますが、行き過ぎると、自分自身も子どもたちも追い詰めることにつながるといいます。
例えば、有田先生は朝の挨拶をするとき、「みなさん!!生きていますか?」と挨拶をするそうです。子どもたちは、「先生、何を言ってるの?生きてるよ!」とひと笑い起きるのです。人を傷つける笑いでもなく、もちろん下ネタでない、楽しい笑いですね。
こんな言葉があります。「車のハンドルには『あそび』がある。だから、ゆったりとしたハンドル操作ができる。何事にも『あそび』が必要だ」
どうですか、教育にも仕事にも、子育てにも恋愛にも・・・なんでも「あそび」が必要ですね。隙間も余裕もないタイトな計画は、結局ゆとりをなくし、疲労感と挫折感だけが残ることになります。
私も、こんな経験をたくさんしてきました。「あそび心」は、もちろん人それぞれですね。「あそび心」を繰り返す中で、「粋」とか「かっこいい」とか言われるようになるのかもしれません。
まずは、「あそび」を意識して、楽しむことからはじめましょう。