人生は選択の連続

昨夜のサッカーワールドカップ、日本対ポーランド戦の後半は、どんな思いで見ていましたか。「日本勝て!」という単純な感情ではない、不思議な空気を感じた人が多かったと思います。

 

2つのリスクがありました・・・

 

①日本は、ポーランドにこのまま0対1で負ける選択。しかし、残りわずかな時間でセネガルが、コロンビアに同点に追いついたら万事休す

 

②日本は、残り時間で何とかポーランドから1点を取って引き分けを狙う選択。しかし、ポーランドのカウンターで失点したら、得失点差で予選リーグ敗退

 

結局、西野監督は、リスク①を選択しました。ブーイングが起ころうと、ボール回しで時間を使い、イエローカードも発生させないで、試合終了を狙ったのです。しかし、あなたが監督だとしたら、リスク②を選択したかもしれませんね。

 

もうおわかりですね。①でも②でも、どちらが正解で間違いと言うことはないのです。結果論として、今回の西野監督の選択で、日本が目標だった決勝トーナメントに進めることができたのです。

 

さて、話は少し大きくなりますが、私たちの人生も、同じように、正解のない「選択」の連続です。私たちは、今までの人生の中で、何度もその節目において「選択」を繰り返してきたのです。

 

昨夜の試合で、あっぱれ!だったのは、「決勝トーナメントに出る」という明確な目標を

達成するための、最善の選択を勇気をもって決断したことですね。ポーランドに負けても、もっと大きなものを手にしたのです。

 

自分のこれからの人生を考えた時に、2つのうち、または、複数の中から「選択」を迫られることがあることでしょう。その時に、勇気を持って、自分の「選択」した答えを実行することが、大切であると、昨夜は学ばせてもらいました。

 

次は、ベルギーに勝つための「選択」を考える時ですね。唯一の正解はありません。