今日は、梅雨の中休みの中、じゃがいも掘りをしました。昨日、保護者へは告知していたので、長ぐつ登園で準備万全の子どもたちです。
3月に、子どもたちと植えたじゃがいもの種イモが、今年は順調に育ちました。気温が高い日が続いたことや、雨が適当に降ってくれたので、大人のコブシ以上のビッグサイズを何個も収穫しました。
昨年のことは、よく覚えています。なぜなら不作だったからです。雨が少なく、収穫量も減り、サイズも小粒ばかりでした。私たちの生活にも、大きな影響があったことを覚えていますか?
ポテトチップスが、一時販売休止になったのです。原料のじゃがいもが、確保できなかったからです。国産じゃがいもをうたうカルビーや湖池屋は、大きなダメージを受けたそうです。自然の気まぐれと上手に付き合うのも、畑仕事の楽しいところでもありますね。
さて、じゃがいも掘りのスタートは、「全員集合!」の一斉保育です。まずは、全員に体験させます。しばらくは、「凄~い」「大きいよ~」「虫が出てきた!」などなど、子どもたちは大喜びで、収穫をスタートするのですが、中には、土が苦手な園児が数人・・・土で手が汚れるのがいやな園児と虫が苦手な園児です。土の中からは、アリやダンゴムシだけでなく、色々な幼虫や、ハサミムシなどが顔を出します。
そして、10分もすると、「もう遊んでもいい?」と飽きてしまう園児も数人・・・結局、最後まで残るのは、10人くらいになりますが、こうして、とことん畑仕事にはまる経験は、なかなかできることではありませんね。
収穫したじゃがいもは、1週間くらいおいて、甘みが増したところで、屋上で茹でるか、じゃがバターにして食べます。自分たちで収穫した野菜を屋上で食べる贅沢時間です。
あとは、給食用とお土産になるかな・・・まだ、3列のじゃがいも畑が残っているので、お休みの園児もあらためて土と戯れます。(笑)