毒親を捨てよ・・・

今日は、小学校3年から1年までの4人の小学生が、学童で登園しました。小学校の授業ごっこが始まると、在園児が席についてホワイトボードを見つめます。先生役の小学生はは、普段の授業を忠実に再現します。小学校では、出席の返事は「はい」だけではなく「はい。元気です」と自分の体調も伝えるのだそうです。

 

先日は、年長5歳の女の子が、「小学校の先生になりたい」と将来のビジョンを変更したそうです。完全に、小学生の授業ごっこの影響です。(笑)

 

さて、今日は、「毒親を捨てよ・・・」という、かなり殺伐とした内容です。

 

最近は「毒親」という言葉をよく耳にします。よく「あの子は、親がダメにしちゃったのよね」とか、「親のプレッシャーが強すぎたんでしょうね」と言われるような親のことを指すようです。

 

小学校では、「道徳」が教科になった昨今・・・「親を大切に」「産んでくれたこと・育ててくれたことに感謝」「親不孝をすると自分に返ってくる」という教えは、私の世代だけでなく、多くの世代において、れっきとした教えであったことは、間違いありません。

 

しかし、娘の幸せを思うあまり、私立小学校に入れ、「何年生で○○委員会に入りなさい。何年生で委員長をしなさい。そして、学校推薦を取って、名門お嬢様大学に入り、東大生と共催のサークルに入りなさい」と、すべてのレールを敷いている母親がいました。

 

もちろん、その子どもは、「自分で考える」ことができない大人になったことは、言うまでもありません。

 

テレビのニュースになるような、虐待をする親はともかく、普通の環境においても、「毒親」と呼ばれる親が、増えているような気がしてなりませんね。「毒親」にならない確実な方法が1つあります。それは、親となってもなお、子どもと共に、自分も成長途中と考えることができる大人です。

 

私たちは、もう一度・・・自分の胸に手を当てて考えてみましょう。

 

それにしても、私は古い人間なのかもしれませんが、「親を捨てなさい」というアドバイスが、人生相談ではびこる時代には、なって欲しくありませんね。