5月12日の保育参観で、親子で植えたファームのトマトが、順調に育っています。全部で30本あるので、今から子どもたちは、夏のプールで、トマトのつまみ食いをすることを楽しみにしているようです。
実は、家庭菜園でトマトを育てた経験がある人ならおわかりでしょうが、トマトは成長したままにしておくと、脇芽がどんどん出てきます。この脇芽を手で摘まんで、1本の太い幹にしていくのです。これが、なかなか手間がかかります。30本あれば、毎日のように、脇芽を積む作業が必要になるのです。
さて、学校のICT(情報通信技術)化の国際比較では、日本は、世界の中で最後進国となっています。児童・生徒の管理や庶務連絡をインターネットで行うことで、職員の負担が緩和されるだけでなく、様々なメリットが考えられます。
「学校のサイトで連絡等をチェックする」「学校のサイトで教材等をダウンロードする」という項目では、日本の学校はともに5%で、世界の先進46か国の中では、断トツの最下位となっています。デンマークやエストニアなどでは、70%という高い数字です。
そういえば、日本の学校では学級通信などは、印刷したものを配りますね。教師も、教材プリントを刷って配ることなど日常茶飯事です。ホワイトきゃんばすでも、「つうしん」や「園だより」は、紙での配布です。
これは、日本の慣習といってもいいかもしれません。日本の民間企業では、最近になってようやく「脱ペーパー」が進んでいますが、学校は、まだまだ紙文化ですね。
日本の場合は、脱ゆとり教育から、教科書が厚くなり「重すぎるランドセル」が問題になっています。平均5キロもあるランドセルを背負って、子どもたちは通学しているのです。この教科書を電子化すれば薄いタブレット1台で済みますね。
子どもたちのスマホの普及率や低年齢化はどんどんアップするのに、学校では昔ながらの紙文化がずっと続くのかと思うと、不安になりますね。学校のICT化は、教員の業務の適正化だけでなく、情報化社会に適した教育を行うためにも必要なことであることに異論はありません。
ホワイトきゃんばすのICT化も真剣に考えなければなりませんね。