遠足下見

今年度の親子遠足は、6月2日です。今回は初めての場所を選びました。「埼玉県立 川の博物館」・・・通称「かわはく」です。

 

大きな水車がシンボルです。来年秋に改修工事が終わり、日本一の水車として生まれ変わるそうです。

 

埼玉県には、海はありませんが、源流から東京湾まで173キロに渡って、荒川が流れています。実は、この川は、その名の通り「荒れる川」で、大雨による洪水が絶えなかったそうです。

 

江戸時代になり、荒れる川の流れを変えて、洪水をなくすだけでなく、荒川沿いに、豊かな田園が広がり、その米を江戸へ運ぶ水路ネットワークも構築され、江戸は、当時100万人という、ロンドン、パリの人口をはるかに超える、世界一の大都市となったのです。

 

ここら辺の勉強は、保護者に学んでいただくとして、子どもたちの一番の楽しみは、「荒川わくわくランド」というウオーターアスレチックです。ずぶ濡れになりながら、水と戯れる姿が想像できます。(笑)

 

そして、「ガリバーウオーク」も楽しみです。荒川を1/1000に縮尺した大模型をガリバーになった気分で、ボランティアの方々の解説で歩きます。保育園のある「さいたま市西区」付近もきちんと1/1000で表現されています。

 

アドベンチャーシアターでは、荒川の源流から、東京湾の葛西までの船旅を味わいます。鉄砲ぜきの縮小版の再現も迫力があります。

 

あとは、お天気に恵まれて、親子で、大いに楽しんでもらえればうれしいですね。細かいスケジュールやグループ分けをこれから決めていきます。