墓をたてる

一生のうちに、家を建てたりマンションを購入することはあるでしょうが、墓を建てることは、まず経験できることではありません。今日も、お墓の見積もりのセールスが我が家にやってきました。

 

最近のお墓事情も、少子高齢化の影響で大きく変わってきています。先祖代々の墓を長男が引き継ぐという形が、維持できなくなっているからです。

 

子どもが女の子だけだと、それぞれ嫁いだ後はどうなるの?一人っ子同士の結婚となったら、嫁の先祖代々の墓はどうなるの?先祖代々の墓から遠いところに住んでいる・・・など、お墓を継承していく者がいなくて、全国では、無縁墓が増える一方だそうです。

 

最近では、霊園の大きな樹の下などに「永代供養墓」をつくり、そこで、ずっと供養してもらえるような形も増えています。お墓の形も、時代の流れで変わっているのです。

 

さて、私の場合は、いずれ自分がその墓に入っても、長男が引き継ぐところまでは、墓が続くので、お墓を建てることにしました。

 

子どもの代までのことを考え、西洋型にすることと、大地震で倒壊してはいけないので、基礎工事がしっかりしているところ、墓石は濃い色にしたいことだけは決めたのですが、墓石のサンプルを眺めていると、迷ってしまいます。

 

石の産地は、必ずしも国産がいいというわけではなく、インドや韓国産、中国産など様々な石の特徴を勉強することになりました。私の好みの色は、赤系で一般的ではないので、最後は、家族会議で決めます。

 

お墓は、安い買い物ではありません。価格は気になるところですが、安ければいいというものでもありません。「〇〇家」という重圧はありませんが、先祖代々の墓として、永く続くお墓になればうれしいですね。

 

結論は、あと1つの石材店の話を聞いてから、決めようかと思っています。