今日の屋上遊びは、春の様々な発見がありました。雑草の中にタンポポ発見です。ファームのエンドウ豆も白い花を咲かせ、もうすぐ最初の収穫ができそうです。
不気味な昆虫が空を飛んでいます。ブーンと鈍い音のするヘリコプターのようです。はい。待ってました・・・クマバチです。安心してください。オスなので刺しませんし、クマバチは見かけによらず、おとなしい性格のハチなのです。
これから、様々な虫たちと草花で、子どもたちの集中力が研ぎ澄まされるのです。(笑)
さて、「非認知能力」という言葉が、ずいぶんと定着してきました。勉強などの学習能力を認知能力と言うのに対して、「非認知能力」は、集団活動で我慢や耐える力やチームワークなどです。異年齢保育や教育の環境で、「非認知能力」が鍛えられると言われています。
ある方が、様々な非認知能力の中で、特に大切なのが「レジリエンス」と指摘しています。横文字だとわかりにくいかもしれませんが、これは、心の折れにくさを表す概念だそうです。
これからの時代を生きていく子どもたちに必要な力が「レジリエンス」であり、これは、適切な「心の筋トレ」によって鍛えられ、打たれ強い心が育成できると言います。
肉体的な筋トレは、あまり色々なことを考えずに、体を動かすことなので、イメージしやすいですが、「心の筋トレ」と言われても、どうやって鍛えるのか、なかなかイメージできませんね。
オリンピックで活躍したり、プロの世界で一流と言われるアスリートは、肉体を鍛える筋トレ以外にも、「心の筋トレ」で、強くて折れない心を鍛えているのかもしれません。
考えて行動すること・・・良い習慣を継続させる事・・・自分一人ではなく様々な仲間と連携をしていくこと・・・
どうやら、こんなところに「心の筋トレ」のヒントがあるようです。子どもたちが、やがて社会に出て、様々な困難とぶつかった時に、折れない心が最後の砦になるやもしれません。我が子を愛することは、甘やかすことではありません。優しさだけでなく、時には厳しさも含まれます。
こつこつと継続し積み重ねることで、折れない心が出来上がっていくのです。