ゴリラから学ぶ

先日、高校の卒業式を終えた、我が次女ですが、今日は吹奏楽部の定期演奏会があり、すでに引退した3年生も、この一週間は練習を重ねていました。朝、学校へ行った娘から、SOSの連絡です。「先生たちに書いた手紙を家に忘れた!」とのこと・・・

 

こんな時に父親は、忘れ物配達員となり、せっかく学校まで来たので、演奏会を楽しむことにしました。さすが、高校生ですね。生徒たちだけで、すべての内容を企画したようです。演奏だけでなく、オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子の「そーだね~」の物マネをナレーションに入れて笑いを取ったり、今年の話題の人たちをコスプレで演出したり、楽しい時間を過ごすことができました。

 

4月から大学生になる次女ですが、吹奏楽部での活動も大きな成長の糧になったようです。今日は、打ち上げだそうで・・・ハメを外していることでしょう。

 

さて、今日は戦争の話です。愚かだとわかっていながら、人間はなぜ戦争をするのか。戦争を回避するにはゴリラに学べという記事を目にしました。

 

ゴリラは、喧嘩をすると仲裁者が入ることがあるそうです。それは、力の弱いメスや子どものゴリラです。互いのメンツを保ち、引き分けにして、共存することが目的だからです。そもそも力の強いものは、お互いが争えばともに大きな痛手を負うとわかっています。だから、なるべく戦わずに共存したいと思っています。

 

例えとしては飛躍しますが、朝鮮半島の緊張を考えると、米朝間でも仲裁に入る国が必要です。その国とは?・・・そう、日本です。武器や戦争を放棄した日本が、仲裁者になればいいのです。日本は無力な立場で世界の平和を訴えることができる・・・まさに、理想ですね。

 

勝ち負けを決めないと平和は訪れないという考えは、今では一部の人間が考えることにしかすぎません。「勝てば勝つほど孤独になっていく・・・」ゴリラの世界では、そうだそうです。常に力を行使していないと自分の権力が守れないという世界は、ギスギスしていて生きづらいですね。

 

ゴリラから学ぶ・・・面白い考え方です。