屋上のファームでのドロ遊びが、かなり本格的になってきました。ホースで水を流すことを良しとすると、子どもたちの発想がどんどん膨らんでいきます。川からダムや滝まで作っています。もちろん、靴も洋服も手も顔もドロだらけですが、子どもたちの笑顔が増して、集中力は冴えまくっています。今日は、普段は畑に近寄らない4歳男の子と3歳女の子も参戦するなど、いい遊びになっているようです。
さて、最近よく話題になるのが「鬼から電話」というアプリです。保育園のママ達も使っています。言うことを聞かない子を鬼が「こらー、言うことを聞かないと鍋に入れて食べちゃうぞ!」と叱ってくれるのです。
「そんなことをしていたら、鬼さんから電話があるわよ!」とママが言うと効果てきめんだそうです。鬼の声はかなり怖いそうで、『言うことを聞かない時』をタップすると「もしもし、赤鬼です。また言うことを聞きませんか。代わってください。こら~」しかも、タイマー機能があり、10秒後、30秒後、50秒後と着信音が鳴るタイミングも指定できるそうで、至れり尽くせりです。
このアプリ・・・小学校では、ベテランの先生になるほど反応は非常に悪いそうです。「親が自分で叱るべきです。こんなやり方は、絶対反対です」とのことで、「親が目を見てしっかりと叱ったら通じるはず・・・親の言うことを聞かなくなる・・・」と言います。
逆に若い世代は、「何が悪いの?・・・働く母親は忙しい?・・・便利なものはどんどん使うべき」という意見もあります。
小さな子どもを持つ親なら、どう考えますか?
私は、公共の場所で、どうしても言うことを聞かせたい時など、やむなく使用するのもありと柔軟に考えればいいと思うのですが・・要は、「使い方次第」ですね。そんなに、白黒つけるような議論は必要ないですね。(笑)
秋田出身の人が、こう言ったそうです。「私は小さい頃から、悪いことをしたら『なまはげ』が来ると言われて育ちました・・・アプリと一緒ですね」
子育ては、「親の思い通りいかないもの・・・ハプニングがつきもの」と考えるか、「いい子に育てなければ・・・」と重く受け止めるか・・・人それぞれですが、子育てに限らず、大人の世界でも、仕事や恋愛、友だち関係・・・「自分の人生は思い通りにいった」という人には、私は会ったことがありません。
思い通りにいかない時に、どう対応するか・・・そこが大事なことだけは、間違いないですね。(笑)