はちみつの話

今日も子どもたちは、屋上ファームで工事ごっこです。本日は地下鉄工事です。畑に深さ20センチくらいの穴を掘っています。地下鉄工事なのに、そこに水を流し入れるのは???ですが、とにかく子どもたちは、夢中でドロ遊びをしているので、良しとします。(笑)

 

さて、今日は、はちみつの話です。

 

道の駅など、地元の農産物などを扱うところで、よく見かけるのが「はちみつ」です。その土地の養蜂家の名前が入っていることが多いですね。買いたいとは思うのですが、結構いい値段です。

 

食品スーパーのはちみつコーナーにも、様々な種類が並びますが、メイドインジャパンが少ないですね。2016年のデータでは、国内のはちみつの生産量は約2800トンで、国内流通量のわずか5%に過ぎないそうです。

 

しかし、現在は、ミツバチを育てる養蜂家が増加傾向にあるそうです。今まで、養蜂家の仕事は、はちみつを採集する仕事が中心だと私は思っていたのですが、メインの仕事は、女王蜂にに卵を産ませ、ミツバチを飼育し、繁殖させたミツバチを農家向けに販売することだそうです。

 

山形や福島のサクランボや北関東のイチゴはハウス栽培ですね。そこには、ミツバチによる受粉が必要になります。しかし、今から10年前に、天候不順やダニの被害で全国的にミツバチの繁殖がうまくいかなくなったそうです。

 

そこで、注目されたのが、沖縄の養蜂家だったそうです。冬場にもミツバチを育てることができるのが強みです。沖縄の養蜂家は、昨年は164人で、巣箱の数は1万1484個で、2009年の3倍以上になっています。

 

全国的に、養蜂家は増加傾向にあり、今では、全国に9325人の養蜂家がいるとのこと。最近の特徴は、趣味で養蜂をする人が増えたそうです。なんだか「うちのはちみつは自家製です」なんて、今まで考えたこともなかったですが、究極のこだわりライフスタイルですね。

 

春になって、保育園の屋上を飛び交うハチは、ミツバチではなくクマバチです。黒くて大きくてグロテスクですが性格は温厚なハチです。子どもを刺すこともありません。(笑)