昨日は、保育園が終わって、山形市で印刷屋の社長をしている大学時代の先輩が、上京したので、30年ぶりに再会して飲みました。まじめに、経営の話をしたのですが、従業員130名の大きな会社を率いる手腕は大変なものです。社長をしていた兄が、8年前に亡くなられたので、いきなり「社長やれ!」となったそうです。
さて、保育園では、きょうだいで助け合うシーンも多く見られますが、おうちでは、ほぼケンカ三昧・・・「ケンカをやめなさい!」と毎日のように怒る毎日の親は多いことと思います。
きょうだいがケンカをするのは、家庭が自分の意見が自由に言え、安心できる場所である証拠です。とても健全なことと、とらえることができます。
ママは、まだ納得いきませんね。
きょうだいげんかは、社会性を育む貴重な機会・・・思う通りにいかない他者がいるという経験を通して、おのずと社会性や対人関係を学んでいるのです。
どうですか・・・少しは、プラスにとらえることができそうですか。
保育園で、園児同士がけんかをした時と同じように、大きな危険がない限り、すぐに口出しや介入しないで、見守ります。「お兄ちゃんだから・・・お姉ちゃんだから・・・」と言って、上の子に我慢を強いるのはNGで、できるだけ公平に接するようにすることが大切です。
見守りながら、お互いの会話を聞いていると、「弟ばかりママに甘えてずるい」「この前自分だけ抱っこしてもらえなかった」など、不満の要因が次々と出てきます。
そして、ケンカの最中は、大人もそうですが、感情的になって落ち着かないですね。少し時間をおいて 、子どもたちの不満の原因をフォローすることが大切です。きょうだいが納得する家庭のルールをつくることも、一つのやり方です。「ケンカでモノを壊したら、小遣いから弁償してね・・・」とか。
どちらにしろ、各家庭・きょうだいによって、ベストな対応は様々です。しかし、きょうだいげんかは、保育園での友だち同士のケンカと違って、ケンカしてからもずっと一緒の生活が続くので、親も腹をくくらないといけませんね。
「きょうだいげんか」は、成長のチャンス・・・家族の絆を深めるチャンス・・・そう考えることにしませんか。