犬はよろこび・・・

今日も屋上での雪遊びで子どもたちは楽しみました。どろんこ広場に雪のすべり台を作り、ソリで滑ります。それはそれは、まるでスキー場のゲレンデで遊んでいるかのようです。

 

雪遊びの子どもたちに「犬と猫では、どっちが寒いのが、平気だと思う?」と聞いてみました。「???」の園児に、「♬雪やこんこ・・・を歌ってごらん」と言うと・・・

 

「犬はよろこび庭かけまわり・・・猫はこたつで丸くなる・・・」に、「犬だ!」と答える子どもたちです。

 

今年はいぬ年ですね。数年前にペットナンバーワンの座を猫に奪われてしまい、「犬派」「猫派」と人間には比較対象とされていますね。犬も猫もそれぞれ可愛いのですが、決定的な違いは、犬は人間の言葉を理解しているんじゃないか?と思わせることが多いところです。

 

昨年3月の卒園式の日に、天国へ旅立った我が家の愛犬「ラン」の朝の散歩は、私の日課でしたが、犬に話しかけることは日常茶飯事で、それをちゃんと理解しているような行動も多かったですね。もちろん、言葉が通じているのではなく、温かい言葉や優しい言葉、時には怒っている言葉、その言葉の響きを体で感じているのでしょう。

 

それに比べると、「ラン」がいなくなって、ますます態度が大きくなった、我が家の猫「ジャック」は、ヒトサマの言葉をことごとく無視します。(笑)

 

ベビーや言葉がでない小さい子どもたちも、自分が話せないだけで、大人の言葉を理解しています。保育園では、異年齢のお兄さん、お姉さんの元気な会話を吸収しています。しかし、人間は、大きくなると言葉を使って、相手に自分を気持ちを伝えることができます。

 

「あ・うんの呼吸」「暗黙の了解」「黙って語る」などのやり取りが、大好きな日本人ですが、子どもたちには、「言葉」を使って、しっかりとコミュニケーションを図ることを教えていきたいものです。