今日の給食は、屋上で「いも煮会」です。昨夜の雨も朝にはあがって、今日の天気は、お日様ポカポカの3月下旬並みの暖かさとなりました。青空給食としては、もってこいの天候です。ベビーちゃんたちも全員屋上で楽しい時間を過ごしました。
まずは、寺子屋さんたちのお手伝いからスタートです。
12月に収穫したジャガイモを洗います。たわしを使って、しっかり土を落とします。次は、ファームの大根の収穫です。「大きなカブ」と間違えるほど、立派に育った、聖護院大根です。二人一組で、子どもたちの顔よりも大きく育った、大根を引き抜きます。
収穫した大根も水で洗います。
次は、大根、ジャガイモを包丁で切る手伝いです。寺子屋の中で、包丁を使って、野菜を切ったことがある園児は、意外と少なく、ざっと3割くらいです。ほとんどの園児が、本日初めて、包丁を使います。
今回は、子ども専用包丁を使います。先生1人に園児1人がついて、慣れない手つきで野菜を切ります。「猫の手にして~」「もっとゆっくり切って~」「ふざけてやったら手を切るよ~」など、先生たちの指導で、子どもたちは、包丁を使って、料理のお手伝いをする経験をします。
今回は、ファームで子どもたちが収穫した、ジャガイモに、大根は葉も食べます。そして、野菜に肉に豆腐や油揚げがたっぷり入った、煮込みうどんを作りました。子どもたちが、たくさんおかわりできるように、寸胴鍋を3つ使いました。
青空の下での「いただきます!」は、本当に気持ちがいいですね。今日は、先生たちも一緒に子どもたちと給食を楽しみました。
子どもたちが空を見上げて「鳩のショータイムだ!」と騒ぎ始めます。50羽くらいの鳩の群れが、楽しそうに食べている子どもたちを覗き込んでいます。青空給食では、いつも以上に、子どもたちの会話がはずみます。楽しくおしゃべりしながらの給食に子どもたちの笑顔が輝きます。
ふだんは、野菜嫌いの園児も、今日は何杯もおかわりをしています。今日の最高は、5杯でした。
テーブルやイスを運んだり、ゴザを敷いたり、子どもたちも一緒になって、準備や片付けをしてくれました。おうちに帰ったら、きっと、マシンガントークでママやパパに、「いも煮会」の話をすることでしょう。先生たちも、子どもたちの笑顔で、お腹いっぱいです。(笑)