今日から、年長園児は、お昼寝の時間「お勉強タイム」をスタートさせます。7人の年長園児は、年少3歳児の頃から、寺子屋の時間の中で、学び合いを経験しているので、初めての勉強というわけではありません。
あと3か月で、小学生ですので、お昼寝なしの習慣をつけてもらうことと、読み書きや、絵本の読解など、少しだけ、小学生になってからのことを考えた内容です。
毎年のことですが、このお昼の勉強は、子どもたちにとっては、楽しみで仕方ないようです。勉強も遊びも、新しい取組みには、ワクワクドキドキの子どもたちです。もちろん、4月までに、ひらがなを全部書けるようにする・・・数字を100まで数えられるようにする・・・といったことが狙いではありません。楽しく学び合うことができれば、それで良しです。
さて、最近、盆栽師という肩書で、盆栽パフォーマンスを通じて、世界に日本の盆栽を広めている「平尾成志(ひらおまさし)」さんをご存知ですか。音楽に合わせて、盆栽と器と苔を積み重ねていくようなパフォーマンスは圧巻です。また、超イケメンというのが、ミソです。
彼の盆栽ギャラリーの「成勝園」が、実はさいたま市西区にあります。古民家を改装したとても洒落たギャラリーです。成勝園は、2年前ぐらいにできたのですが、そのまわりに、カフェやかき氷の専門ショップなどが、ここ1年以内に次々とできました。乗馬ができるスペースもあります。ちょうど、荒川の土手沿いにあるので、サイクリングの休憩スポットにもなっています。
そのカフェに、昨日は、娘たちを連れてランチを食べに行ったのですが、その空間は、とても居心地が良くて、娘たちは、すぐにハマってしまいました。マスターのおやじさんが、とても洒落ていて、会話のタイミングも絶妙です。このカフェは、まだオープンして3か月ですが、口コミでお客様が増えているそうです。
カフェに入った瞬間・・・私の頭の中に「丁寧なくらし」というタイトルが浮かびました。もちろん、「丁寧なくらし」の定義は、人それぞれです。私の場合は、行ったこともない、スウェーデンやデンマークのライフスタイルを勝手に想像します。(笑)
「自分でパンを焼いて、ジャムも手作り・・庭で育てたハーブで・・・部屋はお気に入りの家具があっても、モノであふれていない・・ゆっくりとした時を楽しむ生活・・」
どうですか、書店にある「〇〇なくらし・・・」の雑誌に描かれたようなライフスタイルです。うちの娘たちは、もう完全にイチコロで、素朴なスープカレーや自家製ベーグルのランチプレートをインスタにアップしています。
こんな「丁寧なくらし」は、憧れではあるのでしょうが、仕事を持つママには、現実的には難しいですね。「丁寧なくらし」は、お金がかかる暮らしとは違うのですが、時間のゆとりは必要です。
少しだけ「丁寧なくらし」に酔った私ですが、すぐに現実に戻り、2ヵ月に1回くらいの疑似体験で、満足することにします。そして、現実の中にも、自分らしい「丁寧なくらし」を見つけていきたいですね。
あなたにとっての「丁寧なくらし」は、どんなですか?