いよいよ大河ドラマ「西郷どん」がスタートしました。ここ数年の大河ドラマは、子役の演技が素晴らしいですね。保育園のクリスマス発表会での園児たちの演技を思い出します。子役たちの純粋でまっすぐなところが、共感を生むのでしょうね。昨夜は、大河ドラマ→必殺仕事人というゴールデンリレーを堪能です。中村主水の懐かしい映像に見入ってしまったのは、私だけではなかったと思います。
さて、今日は成人の日です。街でもテレビでも着物姿の若者をたくさん見ましたね。20歳というのは、大人の仲間入りとも言われますが、長い人生を考えれば、まだあらゆる可能性を秘めた原石です。
そんな成人の若者へ、今日はある人生の先輩の素晴らしいメッセージを紹介します。
「皆さんはダイヤモンドという輝く宝石のことを聞いたことがありますか。ダイヤモンドはとても美しい宝石です。でも、初めから美しいわけではありません。鉱石といって、山の中にある硬い石です。その硬い石を磨かなければ美しく光りません。
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けません。ダイヤモンドを粉にして、その粉をこすり合わせて削っていくのです。しかし、一つの面だけを削っても美しく見えません。色々な角度に面を磨くからこそ、光が反射して美しく輝いて見えるのです。
人も同じです。どんな人にも素晴らしい個性があります。しかし、その個性も磨かなければ光りません。では、どうやって磨くのでしょうか。人もダイヤモンドと同じです。人は人でしか磨けません。自分から進んで多くの人と関り、その関りの中で多くのことを学んでこそ磨かれるのです。
対話や議論を通して自分の考えを伝えるとともに、相手の考えを理解して、自分の考えを広げ深めるのです。多くの人の考えを学ぶことでたくさんの面が磨かれ、人として輝くのです。時にはぶつかり合い、人として磨かれ、すばらしい個性として輝いていきます。
自分の価値を認識するとともに、相手の価値を尊重し、より良い人生とより良い社会を築いていくために、個性を磨いていってほしいです。」
このメッセージは、私たち大人へも子どもたちへも、すべてへ向けたメッセージです。あすの日本を担う、新成人の皆様・・・自らの力で未来を切り開いてもらいたいですね。