平成30年保育始め

いよいよ今日から、平成30年の保育園が始まりました。久々の登園となっても、泣いてしまうチビッ子園児はほとんどいません。また、昨年は、ゼロのインフルエンザ発症も、年末年始で感染する園児はなく、まだ感染ゼロが続いています。

 

そして、ほとんどの園児が「あけましておめでとうございます」という挨拶をおうちで練習していたようです。登園の時にママが「挨拶は?」と子どもに催促するのですが、どうも、ママがいる時は、上手く言えません。そして、ママがいなくなってから、きちんと挨拶ができるのです。毎年のことですが、ママの前では、恥ずかしくなってしまうようです。

 

保育園での子どもたちの姿は、家にいる時の何倍もしっかりしているのが実態ですので、新年の挨拶にもあらわれたようです。

 

今日は、子どもたちの「○○へ行った!」「〇〇からお年玉を〇〇円もらったんだ」「お年玉で〇〇を買ったんだ」「お正月なのでおもちをたくさん食べたんだ」「大根のおもちも食べられたよ・・・」などなど、たくさんの報告に耳を傾けます。子どもたちは、それぞれ、楽しいお正月を過ごしたようで、何よりです。

 

まだ、小学校は冬休みなので、今日も3人の卒園児が登園しました。小学生が3人もいると、賑やかだけでなく、保育園児の遊びが発展します。

 

卒園児の一人が、お年玉で「国語辞典」を買ったようです。さっそく保育園に持ってきました。小学生用のドラえもんのキャラクターですが、金田一氏監修の本格的な国語辞典です。その国語辞典には、自分が調べた言葉に付箋がついていました。まだ、小学校1年生です。

 

「学校」「男女」難しいところでは、「平等」にまで付箋がありました。この国語辞典は、漢字には読み仮名があり、また小学校何年で習う漢字かどうかも、数字が記入されている優れものです。

 

「○○は、まだ1年生だけど、3年生で習う漢字を覚えたよ・・・」なんて、楽しそうに辞書を引いているのです。他の小学生だけでなく、寺子屋1番さんあたりも、この分厚い国語辞典に興味津々です。

 

私の経験では「楽しんで国語辞典を引く」ということは、あまりなかったので、こうして、漢字や言葉の意味を覚え始める小学生が、辞書を片手にしている姿には、正直ビックリしました。まわりへの影響力が、半端ではありません。うれしい光景ですね。

 

ところで、広辞苑などは、昔に比べるとずいぶんと薄くなっているのを知っていますか。これは、内容を削っているのではありません。薄い紙でも裏うつりしない、印刷技術の進化なのです。

 

大人の先入観では、辞書は難しいモノ・・・でも、子どもの感覚は違うようです。しりとりの言葉をゲーム感覚で辞書で引くなど、やり方によっては、我が子が「国語辞典が大好き!」になるかもしれませんよ。