今年の保育園ホワイトきゃんばすを振り返ってみます。
1月に、おやじ園長の本を出版しました。「自分で考えて自分で答えを出す」ことや、「異年齢保育での学び合い」が、少しずつ浸透してきたような気がします。(手前ミソですみません)
3月は卒園式です。卒園児たちは、みな保育園が開園した年に、1歳で入園した園児たちです。5年間の保育園生活を考えると、感慨深い卒園式でした。普段は、リーダーシップを発揮する園児が号泣します。保護者たちもつられて泣き崩れます。
4月から、新年度がスタートしました。新人園児とのかかわりが生まれます。今年度の新しい取組みの1つは、「ピクニックランチ」です。春と秋の2回、寺子屋園児は、屋上でママのお弁当を食べます。ママだけでなく、パパやお姉ちゃんが作った弁当もありました。「ママのお弁当が食べたい!」という園児の気持ちと、「我が子がこんなに喜ぶんだったら、年に2回ぐらい、楽しくお弁当作りをしよう・・・」というママの思いが1つになって、大成功です。
また、近くの老人福祉施設への訪問も行いました。敬老の日に歌やダンスを披露したのですが、涙を流して喜ぶお年寄りがあり、施設と継続的な取組みにしようと、クリスマス会にもお呼ばれしました。よさこいソーラン節の力強いパフォーマンスに驚くおじいさん、おばあさんでした。
5月の保育参観では、オリエンテーリングで、子どもたちがいつも遊んでいる場所を親子で楽しんでもらいました。カブトムシの幼虫を平気で触る我が子に驚くママもいました。
ナイトツアーで、子どもたちが初めて見た蛍の光は、幻想的で強く心に残りました。2度目のサマーキャンプは、マイクロバスでのワイワイガヤガヤが子どもたちの印象に残ったようです。夏まつりでは、「子どもみこし」と「お店屋さん」を頑張りました。
親子遠足では、ヘビを首に巻いてドヤ顔の〇〇君です。運動会は雨で中止となってしまいましたが、ハロウィンパレードでは、子どもたちの「かわいい」パフォーマンスで店じゅうのお客様を和ませていました。そして、クリスマス発表会は、一言では語れないくらいのドラマが生まれました。
今年の寺子屋は、人数が20名を超えて、過去最高の人数となりました。寺子屋の時間は、学習の時間・英語の時間・廃材工作の時間・園長のよのなかの時間や畑仕事やお店探検に加えて、11月からは、給食の先生の食育の時間と元ウエイトリフティング日本代表の先生による、基礎体力アップの時間があらたに加わりました。
4月からは、卒園児が土曜日や夏休みなどの長期のお休に、学童で登園することになり、小学生と寺子屋と寺子屋前の園児との「タテのかかわり」がますます複雑になり、子どもたちが、大人になった時に経験するような環境に、少しだけ近づいたようです。
屋上遊びは、さらに充実し、学習だけでなく、遊びや自転車の練習においても、子どもたち同士の「学び合い」が多く見られるようになりました。
ざっと、1年を振り返りましたが、保護者の皆様方のご理解とご協力があって、この一年、保育園ホワイトきゃんばすは、やってこれました。園長はじめ先生たちも、保護者と子どもたちと共に成長できました。
平成30年は、もっともっと、成長し、子どもたちの笑顔でいっぱいの保育園にしていきたいと思っています。「明日の日本を担う子どもたち」という宝を大切に育てていきます。
この一年・・・本当にありがとうございました。そして、このブログに、いつもお付き合いいただき、心より感謝申し上げます。・・・平成29年12月31日 おやじ園長