学校のトイレ

百貨店の改装オープンやショッピングセンターの新規オープンで、ショップと変わらないくらい、集客のポイントになるのが「トイレ」です。私も、営業マン時代は、「〇〇百貨店のトイレは・・・」を頭にインプットしていたので、池袋なら〇〇百貨店、新宿なら〇〇百貨店と決めていました。(本当です)

 

さて、みなさんは、学校のトイレというと、どんな印象をお持ちですか。「トイレ当番」の子どもたちが、きちんと清掃をするので、汚いという印象はありませんが、あまりいい印象は持っていませんね。

 

全国自治体のアンケートによると、学校施設の改善が必要な場所は、第一位が「トイレ」だそうです。まだ、多くの学校では、和式便器が使われており、イメージとしては「臭い、汚い」となり、子どもたちが、トイレを我慢するといったケースもあります。

 

また、災害時、和式便所にしゃがむのがつらい高齢者にとっては、機能的にも問題があります。さらに、和式便所は衛生面でも問題があるそうです。

 

2012年にTOTO総合研究所が、公立小学校で菌や臭気の調査をしたところ、特に和式便所の周りからは多くの大腸菌が検出されたそうです。

 

現代日本人のトイレ環境は、洋式便所にとどまらず、ウォシュレットが当たり前です。世界で日本のトイレが一番進んでいるのが実態です。ところが、学校のトイレには、洋式トイレは一番端に1つだけ・・・という印象が強いですね。

 

子どもたちが、1日に何度も通うトイレを「もっと美しく・・・」という、トイレ改修の動きが、拡大しているといいます。はい。税金の使い方としては、正しい選択だと、私は思いますが、皆さんはどうですか・・・