今日も、3歳女の子が、自転車に乗れるようになりました。彼女は、ほんの1週間前は、「自転車やらな~い」と、全く興味がなかったのですが、どこでスイッチが入ったか、3日前から補助付自転車の自主練習をはじめ、たった2日間で、スピードが出るようになりました。そして、今日、補助なしに挑戦しクリアです。今までにない、スピード記録です。
今日は、自転車に乗れたことをママに話すと、楽しみに語ってくれました。ママやパパに褒められて、自己肯定感がぐっとアップすることでしょう。
さて、私の世代を前後する昭和バリバリ世代は、1976年に創刊した「ポパイ」などの雑誌を見ながら、ひたすら流行を追いかけました。「DCブランド」の洋服を買い求め行列を作り、デートと言えば、「ドライブデート」が欠かせません。アルバイトに精を出し、少し背伸びをして中古の車を買いました。
それが、今の若者は車に乗りません。30歳未満の単身男性の自動車保有率は2014年は46%で、10年前よりも15%もダウンしたそうです。
しかし、最近の若者は「賢い消費者」と言われています。経済の低成長期が長かったので、昔と違って、わかりやすい消費をしなくなったようです。本当に必要かどうか、よく考えて賢く買うのです。
ただし、決して消費が嫌いではないようです。よく言われるのが、モノを買うより、趣味や体験を重視する「コト消費」の傾向が強まり、仲間と楽しく過ごす、あるいは一人で楽しく過ごすためにはお金を使います。仲間とのライブや公演などの市場規模は、10年前の65%増になっているそうです。
また、旅行に行ってもガイドブックは買いません。スマホで実際に行った人のインスタを見て店を探します。日本が好きで、海外への憧れは薄れているそうです。「ドイツやフランスに行った」というよりも「しまなみ海道を自転車で走った」というほうが共感が得られると考えるのです。(これは、私も同感ですが・・・)
流行を追いかけ、新しいものを真っ先に試したいという人の割合が減る一方、自分がこだわった商品なら、とことん追求して、金を使います。安いことが幸せではないという考え方も持っています。
さぁ~どうしますか・・・どうやら、若者を中心とした「賢い消費者」は、一筋縄ではいかないようです。モノを売る仕事をするあなた・・・作戦を考えないといけません。そして、保育園も同じです。園児の保護者も「賢い消費者」です。
ホワイトきゃんばすの付加価値をこれからも、積み重ねていかなければなりませんね。私も大いに考えます。(笑)