昨日のブログで、「ガマの穂」を紹介しましたが、ブログを書き終わって、「やっぱり、保育園の子どもたちに、超スゴイ実験を経験させたい・・・」という気持ちが強くなり、ガマの穂を探しに出かけました。
水辺のあるところ・・・最初に浮かんだのは、三橋総合公園の水辺の遊歩道です。過去に保育園のナイトツアーで訪れたところです。しかし、そこには、葦(よし)の木が、一面に生えているだけで、ガマの穂はありませんでした。
こうなったら、私の頭の中の「ナビ」が勝手に動き出します。川越の伊佐沼周辺・・・上尾の丸山公園周辺・・・その近くの榎本牧場の周辺・・・しかし、ガマの穂を発見することができません。もうないかな?・・・しかし、保育園の〇〇ちゃんの口癖「絶対にあきらめないから!」のセリフが頭をよぎります。
最後まであきらめないで、榎本牧場から荒川沿いに農道を走ります。大宮国際カントリークラブのゴルフ場の横を走る道です。そこに、小川が流れているのですが・・・「あった!」ガマの穂の群生を見つけました。すでに、一部は種を飛ばしていましたが、大切に、フランクフルト状のガマの穂を採集しました。
そして、今日は、どろんこ広場で大実験です。
「それじゃ、みんな・・・ガマの穂をモミモミと手で揉んでごらん・・・」すると、ガマの穂からモクモクと煙が立ち上がるように、凄い勢いで、綿毛が飛び出してきました。「なんだこれは!わーすごい!」と子どもたちの驚きの声が上がります。
本日実験したのは、ざっと30本のガマの穂です。1本の中に、35万の綿毛の種があります。30本×350,000=10,500,000本という計算になります。屋上のどろんこ広場は、1千万本以上の綿毛で、真っ白になってしまいました。池の中も、ガマの綿毛でいっぱいです。
しばらくの間、子どもたちは、綿毛を手にして大喜びです。綿や毛糸の洋服を着ていた園児には、綿毛がたくさん付着してしまいましたが、こんな楽しい経験には代えられませんね。本日の実験は大成功です。(笑)