早朝に目を覚まし、まだ薄暗い外を見ると、雨が降り続いています。子どもたちが作ったてるてる坊主も、楽しく、時には厳しかった練習の日々も、すべて流れてしまいました。今年度の運動会は、中止です。
保育園が開園して、3年目に異年齢保育らしい運動会を行いました。今年度が、4回目の運動会だったのですが、初めて中止となってしまいました。
子どもたちもそうですが、保護者の方々も、我が子の晴れ姿を見ることができずに、無念だったと思われます。特に、今年度で卒園する園児と保護者にとっては、保育園生活最後の運動会だったので、「この気持ちをどこに向ければ・・・」といった心境かもしれません。
さて、今週は、たった一日だけ、水曜日に晴天の下、運動会の練習ができました。運動会が中止になってしまうと、子どもたちの活躍の姿を見ることができなくなるので、この日の練習は、予行練習として、子どもたちの本番さながらの内容をビデオに撮りました。
子どもたちは、練習といえども、「かけっこ」やサーキットレースで負ければ泣き、異年齢競技では、寺子屋園児が、小さい園児をいたわる姿が多く見られました。そして、組み体操の完成度は、今までの練習の中で一番でした。ピラミッドも見事成功しました。
保護者の方々が一番期待するのが、「ロックソーラン節」です。これは、是非とも生で見ていただきたいので、クリスマス発表会のステージで、演出も含めより完成度をあげて、取り組むことにします。
にんじゃりばんばん→ひょっこりひょうたん島→UFOとつづいたクリスマス発表会の目玉となる、寺子屋園児のダンスの演目に入れることにしました。今年度のイベントテーマは「和」ですので、子どもたちの最高のパフォーマンスを期待ください。
人生、自分の思い通りにはならない・・・を今日の子どもたちは、学んだと考えます。