目標設定ができる人

今日のさいたま市は、つかの間の晴天となり、久しぶりに西文ひろばでの運動会の練習ができました。青空を見上げると、一筋のひこうき雲がはっきりと見えます。そして、その雲が、今度はハート♡型の雲にかわっていったのです。つかの間の晴天は、子どもたちに、素敵な天体ショーを見せてくれました。

 

運動会当日の週末の天気が、とても気になるところですが、本日の子どもたちの真剣な取り組みに、9月からの練習の成果は、十分に子どもたちの成長の記録と受け止めることができました。

 

さて、今日は、目標設定ができる人の習慣・・・という話です。

 

企業などでは、例えば営業なら、売上目標、利益目標などがなければ、いい仕事もできないし、スキルも上がりません。数値的な目標に対して、具体策を立てることで、目標達成につながります。

 

また、就職活動をしている学生も、自分がやりたいことや仕事の目標設定があってこそ、充実した就活と言えるわけで、「入れる会社ならどこでもいい・・・有名な会社ならいいや・・・」では、入社してから、すぐに辞めることになるやもしれませんね。

 

実は、目標設定が当たり前にできる人は、子どもの頃の習慣が大きく影響すると言われています。

 

保育園の子どもたちを見ていると、それは明白です。「明日は保育園があるよ。明日は保育園がお休みだから、〇〇するよ」と前日に、親が子どもに話をすることが習慣化している家庭は、ただそれだけで、子どもが目標意識を持つ人になっていきます。

 

明日保育園がある→「保育園で〇〇ちゃんと遊ぼう」「先生に〇〇の話をしよう」と、子どもなりに目標設定をするのです。「今度の日曜に〇〇へ遊びに行くよ」と事前に親から伝えられた子どもも、その場所に行く前からすでに、そこでやりたいことなどの具体的な目標ができるのです。

 

保育園には、週3日、4日の契約の園児もいます。「〇〇君・・・明日は保育園はお休みかい?」と聞くと、「わからない・・・」と答えるのが、一番いけません。明日、保育園があるのかないのかわからなければ、遊びの目標すら立てられません。そして、いつの間にか、自分では何も決められない大人になっていくのです。

 

親の対応は、とても簡単です。明日以降の予定が具体的にあれば、必ず、事前に我が子に伝えるだけでいいのです。そうすれば、子どもなりに、様々なイメージを膨らませるのです。これなら、簡単にできますね。