今日は、学童で登園した小学生が「ソーラン節やりたい!」と言い出したので、朝から運動会で行う「ロックソーラン節」の自主練習がはじまりました。お昼寝が終わってからは、小学2年の卒園児が遊びにきたので、またまた自主練習です。
今回の運動会では、卒園児に「ロックソーラン節」を盛り上げる「おみこしわっしょい!」と大漁旗を勢いよく振る役回りをお願いするので、事前練習もできました。
運動会では、卒園児競技も用意しています。卒園児が幼児期を過ごした保育園が、いつでも、子どもたちにとって、大切な居場所として遊びに来れるように・・・と思っています。卒園児競技がある保育園や幼稚園は、ほとんどないでしょうが、異年齢のタテ割りがあたりまえのホワイトきゃんばすでは、大切なことなのです。
さて、保育園が終わって、「川越まつり」に行ってきました。毎年、圧巻の山車を見に出かけるのですが、今年は、昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、さらに注目度が上がったようです。
今年は、21台の山車が集結しています。全部で29台の山車があるそうですが、10年に一度だけ、すべての山車が揃うそうです。各交差点では、「曳(ひ)っかわせ」が披露されていました。これは、山車どうしがすれ違う時に、山車の正面を向け、町どうしの挨拶として囃子の儀礼打ちを行います。私が通りかかった札の辻の交差点では、6台の山車が集まっていました。山車の舞台が回転するので、それぞれの囃子の競演は、見事としか言いようがありません。
提灯を持った、町の若い衆が、歓声をあげて、さらに盛り立てます。川越まつり、迫力のクライマックスです。山車を曳き縄で引っ張るのですが、子どもたちのかわいいハッピ姿が目立ちました。川越まつりは、370年以上の歴史があるとのことですが、子どもたちの生活にも欠かせないものとして引き継がれていくのでしょう。
日本の祭りの多くが、こうして、次世代の子どもたちへ、つなげていくことが大切です。私たち大人の仕事ですね。