鳥取砂丘

日本を縦断するように北上した台風18号・・・埼玉でも深夜に強風で目が覚めるほどできた。そして、予想以上に早く過ぎ去ったので、朝から快晴の台風一過です。今日は、真夏のような天気です。

 

暑いといえば、砂漠・・・砂漠と言えば鳥取砂丘を思い浮かべます。(強引ですが)

 

鳥取と言えば、スターバックスコーヒーが、日本に上陸して18年が経つのに、都道府県の中では鳥取県だけが、スタバのない県として注目されていました。当時の知事も「スタバの無いスナバ県」とダジャレで返し、マスメディアも楽しく取り上げていました。

 

しかし、今から2年前に、鳥取駅近くにスタバがオープンし、日本の全都道府県クリアです。あのコンビニ最大大手のセブンイレブンでさえも、沖縄県の出店はなく、全国制覇できていません。そして、ウソのようですが、鳥取には「すなば珈琲」が存在し、スタバの進出に「黒船来襲・・・崖っぷちでもがんばる!」という、ユーモア対応で、チェーン店を逆に増やしています。

 

もともと、自宅でコーヒーを飲む人の割合は、京都府に次いで全国2位が鳥取県だそうです。「おしゃれなカフェや喫茶店が少ないので、自宅でコーヒーを飲んでいるのでは?」という仮説があてはまるなら、スタバ進出も話題性だけでなく、ビジネスとしても的を得ているのかもしれませんね。

 

さて、鳥取県のうんちくが長くなりましたが、「鳥取砂丘」の話に移ります。ここは、東西16キロ、南北2.4キロの広さを誇る、観光可能な日本最大の砂丘です。私は、高校生の時に、ここを旅したことがあるのですが、ダッシュで走っても砂に足を取られ、優雅に歩くフタコブラクダのバックに、日本海に沈む夕日を眺め、深く感動した記憶があります。

 

最近では、「鳥取砂丘 砂の美術館」がオープンし、本格的な砂の彫刻が見られるそうです。そして、私の琴線をうならせたのが、「砂丘に泊まる」です。

 

もちろん、宿泊施設に泊まるのではありません。テントの中でもありません。砂丘の上にシートを敷いて寝転がって一夜を過ごすのです。毎年、7、8月の週末に、このイベントが行われるそうです。

 

昼間は、体感温度50℃にもなろうかという砂場ですが、夕方になって、ほんのり温かい砂に体を預け、海に沈む陽を眺める。やがて、空は月と星に覆われ、水平線にはイカ釣り船の漁り火が浮かぶそうです。

 

砂丘の上は硬いけど、意外に寝心地は悪くないそうです。ざらざらと砂を撫でる風音、虫の声。遠くには潮騒も聞こえ、流れ星を数えていたら、いつの間にか眠りに落ちる・・・

 

う~ん・・・こんな体験をしてみたいですね。どうですか、想像してみてください。(笑)