昨日のブログで、小中一貫校や異年齢教育の話に触れましたが、今日の保育園も土曜日ということで、卒園児の小学2年生と1年生の女の子が学童で来ています。0歳児から小学2年まで、8学年が集う環境です。
早速、小学生女子が、教室内に飾っているハロウィーンの衣装を着たいと主張してきました。そして、気がつくと、小学生主導のハロウィン仮装パレードになっています。遊びの応用が小学生は幅広いので、寺子屋園児も大いに刺激を受けるのです。
保育園の園児たちが、「いつか〇〇ちゃんがやっていることができたらいいな~」と思えば、目標設定も、目標レベルもおのずと高くなるのです。
さて、今日は社会に出る前の若者に対して「悪徳商法」などの消費者被害をのがれるための教育についての話です。栃木県足利市の県立足利女子高校で、今月3年生が放課後、「悪質商法対策ゲーム」を体験したそうです。
すごろく形式で駒を進めると、「アダルトサイトの不当請求」「インターネット通販トラブル」といった悪質商法に遭遇します。そのたびにポイントが減るが、「クーリングオフ」「消費者生活センターに相談」のカードを使うと減点を防げるゲームです。
高校生の理解が早く、楽しみながら学ぶゲーム形式は、消費者教育に有効と、このゲームを考案した、公益財団法人「消費者教育支援センター」は話します。
私も過去には、携帯に「あなたに3億円を寄贈します。ついては、詳細の連絡を取りたいので、返信をお願いします」などというメールが届いたことが何度もあります。少しは人生経験を積んだおやじなので、「世の中こんなうまい話なんかあるわけがない!」とメールを無視し、ブラックリストに登録するのですが、若者なら、まんまと「どうしたら貰えるのですか?」なんて返信をしてしまうかもしれませんね。
近い将来、日本の成人年齢は18歳になることでしょう。ますます、若者への消費者教育の必要性が高くなってきたようです。
「こんな話に、引っ掛かるわけないだろう・・・俺が!」と言っているあなたが、一番危ないかもしれません。(笑)