今日も4歳女の子が、自転車に乗ることができました。年中女子4人は、お互いの個性が強く、時にはライバルとして切磋琢磨する行動が多く見られます。昨年のクリスマス発表会などは、その演技の完成度を高めようと、それぞれが自主練習に励むほどです。
本日自転車に乗れた女の子は、すでにライバルたちは、3歳から自転車に乗っています。その前で、「転んだりしてカッコ悪いところを見せるわけにはいかない!」とうプライドが邪魔をして、なかなか一歩前に進めませんでした。
しかし、最近の自転車練習ブームに、自分よりも年下の年少園児が、次々に自転車に乗れるようになり、ついに、やる気スイッチが入りました。家では、密かに練習していたので、あとは一前に進むだけです。そして、今日一日で、難しいスタートのこぎ出しも、すぐにできるようになりました。
他の園児から「すご~い!かっこいい!」の賞賛の拍手に、勇気を出して一歩前に進んだことで、こんなにも大きな喜びにつながることを経験したのです。次のチャレンジも、この経験が生きてきます。
さて、今日の寺子屋では、アイスクリーム作りに挑戦しました。もちろん、アイスクリーム製造マシーンは使いません。(笑)園長が、テーブルに、バットや牛乳、生クリーム、グラニュー糖などを準備していると、子どもたちは「今日は何するの?」と、すでにワクワクモードに入っています。
「今日の寺子屋は、みんなでアイスクリームを作ります!」で、子どもたちの「やった!どうやってつくるの?」のざわめきがピークになります。(笑)5チームに分かれて、それぞれ、リーダーを中心にアイスクリーム作りに挑戦です。
ジップロック大袋に、氷と塩を入れます。塩を入れることで、急激に温度が下がり、液体を冷凍にすることもできるのです。そして、ジップロック中袋に、牛乳と生クリーム、グラニュー糖を入れ、それを氷と塩が入った大袋に入れて、「シャカシャカ」します。
園児たちが、「これでアイスができるの?」という不思議顔で、袋を振ります。「手が冷た~い!」と言いながらも、この手の実験が大好きな子どもたちは、ワイワイガヤガヤが止まりません。ざっと、5分くらいシャカシャカを頑張って、「なんか、アイスが固まってきた・・・」と子どもたちが言います。
ついに、手作りアイスクリームの完成です。お皿に持って大試食大会です。子どもたちは、自分たちで作ったアイスクリームですので、「おいしい!おいしい!」の連発です。小さい園児も、先生たちも手作りアイスを楽しみました。昔懐かしい「アイスクリン」のような味がしました。
ということで、大盛り上がりの寺子屋となりましたが、子どもたちが、おうちに帰って「ママ~今日はアイスクリームを作ったんだよ・・・」の会話になれば、うれしいですね。
アイスクリームには、子どもも大人もやられれしまいます。(笑)