赤羽1000ベロでベロベロ

昨日は真夜中にベロベロに酔って家に帰ると、桐生選手の快挙の報道が深夜のテレビで放映されていました。100メートル日本人初の9秒台となる9秒98の日本新記録です。

 

1998年に伊東浩司選手が10秒00の日本記録を出して以来、多くの若きランナーたちが10秒の壁に挑戦してきました。世界記録は、あのウサイン・ボルト選手が2009

年の世界選手権で出した9秒58ですが、世界で初めて10秒の壁を破ったのは、アメリカのジム・ハインズという選手が、1968年に出した9秒95だそうです。

 

世界に遅れること49年。日本人初の9秒台に、ますます酔いが深まり、そのまま寝てしまいました。(笑)

 

そんな、楽しい昨夜は、50を過ぎたおやじになっても、年に何度も旅をしたり酒を飲んだりする、高校時代からの仲間たちと過ごしていました。

 

「1000ベロ」という言葉をご存知ですか。1000円あればベロベロに酔わせてくれる店という意味です。東京都北区赤羽には、そんな1000ベロエリアがあり、気軽に立ち飲みができる店が集まっているので、知る人ぞ知るスポットとなっています。

 

赤羽は、JRの乗り換え駅でもあり、エキナカには「エキュート赤羽」があって、スイーツや総菜、カフェなどの多くの店で賑わっています。池袋、新宿、上野、東京などへもすぐに行け、比較的物価も安いことから、住みたい街のランキングでも、最近では上位に顔を出しています。

 

まずは、立ち飲みおでん屋「丸健水産」からスタートです。おでん4品と地元の酒蔵のカップ酒がセットで800円です。カップ酒が残り1/4になったところで、おでんのだし汁と七味を入れてくれます。これが、最高にうまいのです。店の外に並ぶ、立ち飲み用テーブルで、「30分以内」が暗黙のルールです。

 

次は、卓上の炭火コンロで、海鮮を焼きながら、なぜか、浅草神谷バーで売られている「電気ブラン」で乾杯です。ここら辺から、悪酔いモードに突入です。結局、4軒をハシゴして、赤羽1000ベロツアーでベロベロになってしまった次第です。(笑)

 

周りを見ると、決して「おやじ」だけでなく、カップルや、女性同士のグループに、外国人の姿も目立ちます。夜の繁華街でもあるので、呼び込みのお姉さんたちをかわしながら

、楽しい時間を過ごします。

 

周りには、酔っ払いと言ってしまえば、それまでですが、笑顔がたくさんあります。ここに集まった人たちは、色々なものを背負っているのかもしれませんが、リーズナブルで、おいしい料理と会話の中で、明日への活力を持ち帰るのでしょう。私もまた、その中の一人です。(笑)