午前中の探検の時間が終わると、お弁当タイムです。本来は、外の草原で食べる予定でしたが、朝までの雨で濡れているので、学習センター内で、食べました。子どもたちにとっては、「お弁当タイム」も遠足のお楽しみの一つです。素敵な親子の時間を垣間見ることができました。
そして、午後の活動がスタートしました。今年の遠足は、子どもたちも保護者の皆様も「ビックリ!どっきり!」の企画を用意しました。ヘビと触れ合う時間です。
埼玉県内に生息するヘビは、全部で8種類あるそうですが、北本自然観察公園内には、そのうちの7種類が住んでいます。毒ヘビは、「マムシ」と、最近になって毒があると判明した「ヤマカガシ」の2種類だけです。本日子どもたちが触れ合ったのは、毒のない「シマヘビ」です。
「ヘビに触りたいおともだちは、手を挙げて!」に、ほとんどの子どもたちが、恐る恐るですが、集まってきました。「わーキャー!」と逃げ回る姿を想像していただけに、想定外です。果敢に挑戦するママもいます。中には、首にヘビを巻いて「ハイチーズ!」の子どもたちも出てきました。結果、ほぼ全員の子どもたちが、ヘビに触ることができました。
タイやベトナムなど東南アジアの国の観光名物に「大蛇を首に巻いて記念写真〇〇円」なんていうのもありますが、ヘビに群がる子どもたちの、無謀な行動・・・いや、勇気には驚きました。(笑)
そして、工作の時間では、緑色の葉を子どもたちが拾ってきて、白い布にビニールテープで貼りつけ、小石で叩く「葉っぱ染め」にもチャレンジしました。根気の続かない園児は、すぐにパパやママに丸投げしていましたが、出来上がった作品は、緑色の葉の形がスジまできれいに染め上がっていて、思い出に残る作品となりました。
こうして、今年の親子遠足も新しい発見と、「ワクワクドキドキ」を子どもたちも保護者の皆様も、感じてくれたことでしょう。今回お世話になった、自然観察公園の職員「ハリー」「フッキー」「はかせ」「けんちゃん」(あだ名ですみません・・・)の4名には、その専門知識や、自然とともにある、自分の仕事への誇りをたくさん感じることができました。子どもたちも、「いろんなことを知っていてスゴイな~」と、大きな影響を受けたようです。
毎年、遠足が終わると「虫はかせ」の園児が出現したりと、子どもたちの屋上での自然遊びに変化が見られます。この秋・・・自然を愛でる子どもたちの姿を期待します。本当に、楽しい遠足となりうれしかったですね。