今日から9月がスタートですね。その前に、昨日のオーストラリア戦は、熱くなりましたね。本田も香川も出ない日本代表・・・かつての日本代表だったオシム監督が大好きな「走れ!走れ!」の快足FWが、素晴らしい働きを見せてくれました。21歳と22歳のゴールは、中堅、ベテラン含めて、チーム力がメラメラとアップしそうですね。
ワールドカップ出場が決まったことは、日本国民としても大喜びの出来事ですが、次の目標は、決勝トーナメントに進み、初めて勝利することです。昨日の試合を見ていると、期待が高まりますね。
さて、9月1日は、防災の日ですね。今から100年近く前になる、大正12年9月1日11時58分に、関東大震災が発生し、10万人以上が死亡あるいは行方不明になったと言われています。関東大震災を経験した人は、今ではわずかな人数でしょうが、当時のモノクロの映像を見ると、声を失いますね。
今日は、関東大震災の話ではなく、あまり喜ばしくないことで大切な日でもあります。「中学、高校生の自殺者が、一年で一番多い日」です。理由は、夏休み明けという環境の変化です。中学、高校生は「学校に行くのが仕事」と大人はプレッシャーをかけてしまいますが、大人だって、時には会社に行きたくない日もあります。
「学校に行かない」という選択肢・・・「どこか気分の落ち着く場所で過ごす」という選択肢・・・たくさんの選択肢があることを私たち大人が教えることはできるような気がします。できれば、選択肢は、自分で考えることができれば一番いいですね。できなければ、大人が教えてもいいでしょう。
今日は、若者に影響のある有名人や歌手などが、「自殺をしないで!」というメッセージを多く発信していました。私たちは、大人になって初めてわかることなど、山ほどあります。辛いことも、楽しいことも、神様が半分づつ私たちに与えるとしたら、自分の気持ちの持ちようで、7割くらいは楽しくできるかもしれませんね。
「今は、どん底だから、あとは這い上がるだけさ・・・」「この厳しい状況は、神様が与えてくれた試練だから・・・もう少し辛抱」なんて、思えば、少しは気が楽になれるかもしれません。
ここ数年は、9月1日は、若者の命の重さを考える日になってきました。私たち大人が、今日は、真面目に命の事を考えてみませんか。