今日は、久々に太陽が顔を出してくれました。人数が少ない土曜日ですので、普段は大きいプールに入らない小さい園児も、「今日がチャンス!」とばかりに、泳ぎの練習をしています。平日は、お兄さんお姉さんたちの動きを観察し、今日は、それを実践しているのです。縦割り保育の大きな利点ですね。
さて、今日は「学校インターンシップ(学校体験活動)」の話です。2019年度には、制度化されるようです。
「えっ・・・今までだって、教員を目指す学生は教育実習をやっているではないか・・」と思った方も多いでしょう。教育実習は、あくまでも授業の実践が中心ですが、学校インターンシップは、授業だけでなく、学校行事、部活、児童生徒の話し相手、保護者対応への準備など、学校で先生方がやっているすべての仕事にかかわります。
校長先生が、新任教師に力不足を感じるのは、学習指導や授業づくりよりも「集団指導の力」や「学級づくり」の方が多いそうです。「教師の仕事は多岐にわたる。授業に限らず学級運営や行事、保護者対応なども学んでおくべきだ」というのが、現場の意見です。
最近では、一般企業に就職するには、手っ取り早くインターンシップで、職場体験をすることが近道と言われています。もちろん、企業にとっては、採用する人材のスキルが事前に分かるというメリットがあり、就職する学生にも、理想と現実とのギャップが埋まるというメリットがあります。
「教師になりたい!」という熱い情熱は、学生一人一人の理由は同じではありません。しかし、自分の得意分野だけ磨いておけば、教師が務まるというものではありませんね。ここは、一般企業と同じで、熱い情熱が継続できるかどうか・・・学校インターンシップの経験は大きな意味があることです。