今日は、屋上でプール遊びを楽しんだ後は、青空給食をしました。青空と言っても、ギラギラのお日様の下ではなく、軒下にござを敷いてテーブルの上で給食です。心地よい風も吹き、とても快適です。おにぎりとチーズ入り卵焼きに、ウインナーソーセージ、きゅうりを挟んだ竹輪にスープが付きました。子どもたちの会話が進んだのは言うまでもありません。
さて、現在の日本の市町村の数はいくつあるかわかりますか?
政令市を含み791市、744町、183村の合計1718だそうです。
実は、1888年(明治21年)には、7万1314もあったそうです。明治の大合併は、市政、町村制施行により1万5859となり、昭和28年から36年までには昭和の大合併があり、事務や権限を市町村に配分されました。そして、行政のサービス維持・向上、効率化を狙った平成11年から22年までの平成大合併が行われ、現在に至っています。
「人口減にどう対応するか?」は、地方自治体の共通の課題ですが、それぞれ1つ1つの自治体が頑張っても限界がありますね。欧州サッカーのように、チームをまとめて組織的なプレーをすることで活路が開けるかもしれません。
広島県福山市を中心に、三原、尾道、府中、世羅(せら)、神石(じんせき)高原と岡山県の笹岡、井原の8市町は「連携中枢都市圏」として、協力し合いながら、地域力向上を目指しています。
ワインプロジェクトを展開し、ワインを味わえる農家民宿、ワイン列車、ワインアカデミー開催など、現在、国産ワインが注目を集める中で、それぞれの、自治体が「強み」を掛け算するような取り組みを行っています。
こういった、チーム〇〇地域は、今年の3月末時点、全国で23圏域が形成されているそうです。まさに、自治体が支え合って、我が町や村を守っているのです。
国と地方の関係は「上下」「主従」から「対等」「協力」へ転換がなされてきました。様々な権限移譲により、地方自治体の自由度は高まっていると言えますね。後は、考える自治体」・・・自分たちだけではなかなかいい案が出ないのであれば、地域でチームを作り支え合う・・・こんな取り組みが、これからの自治体に求められているのでしょう。