キャラクターに語らせる

連日暑い日が続きます。こうなると、プール遊び以外は考えられません。今日は、1歳、2歳の園児が、一番大きいプールに入って、手をついてバタ足をしています。大きい園児に影響を受けてのことですが、たくましいちびっ子たちです。

 

そして、ミニトマト食べ放題が始まりました。今年は、氷も遊び道具に使っているので、バケツで収穫したトマトは、冷やしトマトにして食べています。キンキンに冷えたトマトは、最高においしく、子どもたちの栄養にもなっています。

 

さて、今日は、イラストや絵の話です。

 

4歳女の子のママは、「プロでも何でもないです~」と謙遜しますが、連絡ノートに、娘からその日の出来事を聞いて、それはそれは、素敵なイラストをさりげなく描いてくれます。先日も、ナイトツアーの蛍や月のイラストが実に見事です。

 

ある小学校の先生の話です。その先生は、「学級通信を出さない学級経営は想像できない」とまで言います。その理由は、年数回の保護者会では、クラスのことを伝える機会が少なすぎる。学級通信を出すことで、保護者にも説明責任を果たし、親子の会話のきっかけになってくれれば・・・と言います。

 

そして、その先生の得意技がイラストです。独学ながら玄人はだしの腕前で、学生時代は絵に関する仕事を目指したほどだったそうです。そうして、その才能を発揮できるチャンスを自分で作り出したというわけです。

 

学級通信には、いつも担任である自分や子どもたちに代わるキャラクターが登場し、漫画形式の掛け合いもあります。「キャラクターに語らせた方が伝わりやすいことも多いんです」と言います。

 

 どうですか・・・素敵なイラスト入りの学級通信なら、保護者も目を通してくれますね。私は、絵が上手な人を本当にうらやましく思っています。かつて、合格率10%前後の難関である保育士の筆記試験に合格し、合格率90%で落ちる人はほとんどいない実技試験を受けた私は、見事「絵画」で落ちてしまいました。

 

そんな園長が作る「つうしん」の得意技は、もちろんイラストではありません。子どもたちの写真です。皆さん・・・不得意な事があっても、めげることも悲観することもありません。自分でできる得意技を探せばいいのです。(笑)