ケンカは成長のチャンス!

今日は、プチどろんこ遊びを楽しみました。来週行う「どろんこ遊び」を前に、草取りをして耕したどろんこ広場に水を入れます。本番前に、一度水入れをしないと直ぐに乾いてしまうのです。

 

子どもたちは、黙って見ているわけがありません。(笑)・・・すぐに裸足になって、どろんこの感覚を楽しんでいます。すでに、ズボンは真っ黒です。寺子屋園児や学童の1年生だけでなく、1歳児、2歳児の女の子も、自ら裸足になり、積極的に遊んでいました。あとは、本番では、なんとか雨が降らないことを祈るばかりです。「どろんこ遊び」が終わると、屋上のプールが始まります。

 

さて、今日は、子ども同士のケンカの話です。ホワイトきゃんばすでは、「殴り合い、噛み付きなど、大怪我につながらない限り、すぐにケンカを止めません。ケンカは子どもたちの成長のチャンス!」と保護者の方々にも公言しています。

 

新宿のある子ども園では、3歳から6歳の園児がケンカをしたら、自主的に「ピーステーブル」という名の机と椅子に座って話し合うそうです。机には「3か条」が書かれています。

 

~あいてのはなしをさいごまでしっかりきこう~

~はなしをきくときはあいてのかおをみよう~

~じぶんのきもちをことばでいおう~

 

「ともだちとけんかになったけど、テーブルに行って、すぐなかなおりしたよ」と年長の男児が言います。「ケンカの場所からいったん離れることで心が落ち着き、子どもだけで話し合って解決できてしまうんです」と園長が語ります。

 

ケンカを自ら解決する力を育むことが、将来大人になった時に、自分で考えて答えを出せる人になっていくのでしょう。

 

理屈ではわかっているけど・・・というママへ。

他の子が使っているおもちゃを我が子が取り上げて泣かせてしまった場合、すぐに「謝りなさい!」と叱りつけていませんか?

 

こんな時は、「○○ちゃんが、悲しくて泣いているよ」と相手の気持ちを伝え、泣いている子どもには「驚かせてごめんね」と自ら謝ってみせる。親の姿を見て子どもはそうするものかと学ぶといいます。

 

親の「ごめんなさいは?!」の口癖は、子ども心に「ここでごめんなさいと言っておけば、親は満足する」と見透かされてしまいますね。

 

ということで、子ども同士のケンカを今日から、あたたかく見守ってみませんか・・・。