ホワイトきゃんばすの「見える化」の取組みの一つに、保護者が見ることがない、子どもたちの通常の保育の姿を定期的にDVDにして、プレゼントしています。今回は、4月の新年度スタートのお花見から6月の寺子屋で「マルベリージャム」を作ったシーンまで、ざっと1時間10分のダイジェストです。
園長が手弁当で子どもたちの動画をDVDにしているので、お金はほとんどかかっていません。昨年度からの保護者は、このDVDを楽しみにしていただき、今年度の新人保護者は「DVDをいただけるなんて、子どもたちの保育園での姿に感激!」と言っていただきます。私としては、そんな保護者の感想を楽しみに、次回のバイキング給食、どろんこ遊び、プール遊びのシーンを想像します。
新人保護者から、「お花見で、仏様に願いごとをする時の作法を子どもたちに話をするシーンで、園長先生の話をじっと聞く子どもたちの姿がすばらしくて、感動的でした」というコメントがありました。
私が、子どもたちに話しをしたのは、「お参りの時に、いきなり〇〇してください。とお願いをするのではなく、『こんにちは・・・私の名前は〇〇です』と最初に、自分の名前を言うんだよ。神様や仏様は、名前も知らない人に、『〇〇して』と言われても、困るでしょ。そして、何度かお参りをして、神様や仏様に名前を覚えてもらったら、初めて願い事をするんだよ」という話です。
しかし、一流の頭と心を持ったヒトは、もっと前向きな考え方をしています。
神様や仏様に「お願い事をかなえてください」なんて言い方は絶対しないばかりか、「私はこんなことをするからどうぞ見守ってくださいね」と誓いを立て、神様や仏様に約束をしますからお守りくださいという考えで、手を合わします。
何事も他人任せで「誰かがかなえてくれる」「いつかうまくいくかも」という考え方ではなく、自分が願うことは自分で決心をして自分でやり切ろうと思うのです。冷静に考えれば、うまくいけば・・・何となく・・・誰かが何とかしてくれるほど、世の中甘くはありません。
自分の頭で考えて、自分の心で決めることが大切ですね。一流の頭と心を持ったヒトは、勝てなかったり、うまくいかなかった時に、「自分の力が及ばなかったのだ」「次はどうすればいいか考えてみよう」と考えるのです。
一流の頭と心を持ったヒトに、少しでも近付きたいものですね。(笑)