昨日、バーゲンブックコーナーで見つけた「かんたん飼育図鑑」を保育園の本棚にさりげなく置いていたら、朝一番で登園してきた5歳男の子が、すぐに発見し、興味深く見ていました。
昆虫から、水に住む生き物、小動物まで、ざっと130種類以上生き物の飼い方が、写真で見られます。男の子がずっと見ていたように、大人の私も、見入ってしまいます。子どもたちが生き物に興味を持ち、実際に屋上で採集した生き物を飼うことにつなげようと考えています。
今日は、さっそく、「てんとうむし」を採集して飼育ケースで飼い始めました。てんとう虫はアブラムシを食べるので、一緒にアブラムシが付いた葉を確保しなければなりません。でも、子どもたちは、すぐに飽きてしまうので、2、3日おきに、違う生き物を飼うことになりそうです。
さて、今日は「桑の実」の話です。桑の実と漢字で書くと、おしゃれ感ゼロですので、「マルベリー」とここでは、横文字を使います。(笑)
みなさん、マルベリーはご存知ですか。桑の葉になる実です。赤黒い色で、ラズベリーのような感じです。もちろん、そのままでも食べられます。ブルーベリーよりも酸味が少なく、甘酸っぱい食感です。昨日、近くの公園を歩いていると、マルベリーが赤黒く「食べてくれ!」と主張していました。来週ぐらいが、すべての実が熟すタイミングです。
思わず、3、4個つまみ食いです。「おいしい!」・・・実は、昨年の親子遠足では、ちょうど今の時期に、北本自然観察公園を訪れました。マルベリー食べ放題とマルベリーでの布染めを子どもたちは楽しみました。それ以降、私は、桑の木を見つけると「マルベリー」がないか、チェックする習慣がついてしまいました。
そして、今日は何と、屋上のどろんこ広場のすぐ近くに、マルベリーを発見しました。小さな桑の木でしたので、マルベリーが5つです。近くにいた、園児たちと大切に一粒づつ食べました。
ビタミンCは、みかんやグレープフルーツと同じ・・・アントシアニンはブルーベリーの3倍・・・鉄分はイチゴや桃などの4~10倍・・・カリウムはリンゴの2倍・・・カルシュウムはイチゴの2倍・・・なんだか、女性にとっては、美容にもよさそうです。中国では、桑椹(そうじん)という漢方薬として販売されているそうです。
今年も、寺子屋でマルベリージャムに挑戦しようかなと思っています。