抱っこのパワー

今日の連絡ノートには、ママたちから、土曜日の保育参観の感想のコメントをたくさんいただきました。雨になってしまったのですが、オリエンテーリングは好評だったようです。

 

「まさか・・・あんな所にカブトムシの幼虫がいるなんて・・・私も思わず触ってしまいました(笑)」「泣き虫の我が子が、幼虫をつかんだ時は目を疑いました。私にはとうていできません(笑)」「オリエンテーションのスポットを真剣に探す我が子の目が輝いていました」「雨が降っていたけど、屋上で子どもたちがどんな遊びをしているのか分かって、とてもよかった」などなど、多くのコメントありがとうございました。

 

今日は、本来は保育参観で親子で植える予定だった、さつまいもの苗を子どもたちと植えました。今、保育園ホワイトきゃんばすのホームページのトップページの写真は、昨年秋にさつまいもを収穫し、一人ずつさつまいもを手に持っての写真です。

 

さて、今日は「抱っこ」の話です。朝の読み聞かせで、よく読む本の一つに、いもとようこ作の「しゅくだい」という絵本があります。やぎのめえこ先生が、生徒のみんなに言いました。「みなさん。今日の宿題は『だっこ』です。おうちのひとにだっこしてもらってください」というストーリーで始まる素敵な絵本です。

 

働くママにとっては、家事、育児、仕事とフル活動している中で、子どもから「ママ抱っこ~」の言葉があっても「忙しいから後で!」と言いたくなる場合もありますね。しかし、乳幼児期にしっかりと抱っこされた子はママから安心感が出て将来苦境に立った時も強く生きていける子になります。

 

安心感、信頼感は生きる力に直結し、ちょっとのことではへこたれない精神が生まれるのです。ママの抱っこの中で、自分で感情のコントロールができるようになると言われています。たった10秒でもいいのです。

 

保育園でも、先生たちは、この抱っこで「ぎゅっ」をここぞと言う時に使います。短い時間でも、ママとの別れで泣いてしまった園児には、効果的です。