わくわくプログラム

今日は、ヤフーニュースの記事から、NPO法人キーパーソン21代表理事、朝山あつこさんの『「ふつうの主婦」が見つけた「わくわくエンジン」のかけ方』についてです。

 

かなり長い記事の中に、「これからの人に必要な2つのこと」として「主体的な自分=わくわくエンジン」と「協働の社会=コミュニケーション」というのがあります。

 

彼女には3人の息子がいて、ある日突然3人目が「義務教育は中学までだから高校はいかない」と言われて、「私自身は、何も疑問を持たずに生きてきたけど、そうじゃないんだ。人生というのは自分でその都度、選んでいくんだって初めて気づいたんです。」と言います。

 

「私が息子たちに残せるのは、学力ではなく、学歴でもなく、有名企業に入れることでも、財産を残すことでもない。自分の本心、気持ちが素直に向いて、わくわくして動き出さずにはいられない原動力のようなもの。それを子どもが「これだ!」とわかったとき、自分自身の方向性を見つけることができる。」と母親としての、子どもへのかかわり方を考えるようになったそうです。

 

子どもの世界は、家庭と、学校と部活と塾くらいしかない。でも、それだけじゃない。「もっと広い世界に、いろんな価値観の人たちがいて、いろんな生活をして、いろんな仕事をしているカッコイイ大人がいっぱいいるんだよ」って、伝えたくなり、朝山さんは、NPOを作り、代表的プログラムの1つ「おもしろい仕事人がやってくる」が生まれたそうです。

 

「日本の教育の仕組みや、学校、家庭、地域のあり方を見た時に、これは日本中の問題じゃないかと思ったんです。もし、「つまんねー」って言っている人たちばかりの社会だったら、仕事するのが楽しくないだろうし。そして一人でも多くの子どもが、自分を生かし、いきいきと仕事をして生きていってほしいと思いました」と決意するものの、教育現場にはなかなか受け入れられなかったそうです。

 

学校は、決して閉鎖的ではなく、「主体性をもつ」という必要性もずいぶんと前から認識し、取り組んでいたと思います。しかし、理屈ではわかっていても、どうやってアプローチするのがベストなのか・・・「黒板に先生が立って教える」というスタイルの限界かも知れません。

 

つづきは、あした・・・