「インゲン豆」と「オクラ」の種をまきました

今日の寺子屋では、「インゲン豆」と「オクラ」の種まきをしました。子どもたちは、今サヤエンドウの収穫に夢中で、昨年11月にサヤエンドウの種をまいたことは忘れているようですが、こうして、種まきからかかわることで、畑仕事を通じて、土と触れ合う機会につながればいいと思っています。

 

インゲン豆の種を手にした子どもたちは、「すげ~大きい!」と言います。細長いドジョウインゲンの種ですので、イメージとしては、節分で豆まきをする大豆くらいの大きさがあります。マルチシートに丸く穴をあけたところに、種まきをします。

 

丸の中に3粒、三角形を作るように種を置きます。そして、種を指で土の中に押し込みます。その上にまわりの土をかけて、手でペンペン固めて完了です。たったそれだけですが、子どもたちは、目を輝かせています。

 

「どうして、この種から芽が出て、大きく成長して、サヤエンドウみたいに、たくさんのお豆が収穫できるんだろうね?不思議だと思わない?」

 

「なんで?なんで?」と言う子どもたちですが、私は植物博士ではないので、あえて「不思議だね?」と言うだけで、答えを出しません。

 

次に「オクラ」の種まきです。オクラは、毎年ファームで作り、給食にも出てきたり、お土産になったりするので、メジャーな野菜ではありませんが保育園の子どもたちの知名度は高い野菜です。以前、オクラの花を食べて(天ぷらにするととても美味しいです)、花もネバネバすることを経験した5歳児の園児にとっては、印象深い野菜でもあります。

 

「オクラ」の種を手にすると、今度は「えっ~小さい!」と子どもたちが言います。オクラの種は、一般的な野菜の種のように、直径2ミリくらいしかありませんので、手から種をこぼさないように、慎重な子どもたちです。同じように、マルチシートの穴の中に、3粒ずつまいていきます。

 

今日は、6歳と5歳の男の子が活躍してくれました。種まきの後も、水やりを丁寧に行って、小さい園児が乱入しないように、柵も作ります。寺子屋さんの中には、土を耕やしたり、種まきや苗を植えたりする畑仕事が大好きな園児がたくさんいます。

 

なかなか今の子どもたちは「野菜作り」を経験できませんので、ホワイトきゃんばすの園児は、この経験を活かし、買い物の際には「この野菜はね・・・」なんて、ママにうんちくを言うことができるのです。

 

ということで、6月の収穫が楽しみとなった、今日の種まきでした。