お金の仕組みの勉強

今日は、2回目のお花見をしました。満開&桜吹雪に、子どもたちも花びらのように、舞いながら走り回ります。養福寺の境内は、子どもたちの元気な姿で、静寂とは無縁です。お騒がせしました。

 

さて、今日は、小中学生の頃から、きちんとお金の仕組みの勉強をしよう・・・という話です。札幌市の東光小学校では、6年生の総合的な学習の時間を使い、「保険」について学習したそうです。旅行の際に加入する2つの保険のパンフレットを見比べ、内容を比較。補償額と範囲の違いを話し合っい、なぜ保険に加入する必要があるのかを考えたそうです。

 

島根県の津和野中学校の3年生は社会の授業で、5年後に1人暮らしをすると仮定し、家計の収支を考えたそうです。衣食住の費用の他、医療費や社会保険料なども必要になると想定し、収入と支出のバランスの大切さを学んだそうです。

 

お金の問題は、大人になって世の中を生きていくために、避けては通れない問題ですね。昨今は、多重債務や投資詐欺などが社会問題となり、お金や経済について早くから学ぶ必要性が高まってきました。

 

「金融広報中央委員会」という金融経済団体の代表らでつくられた組織があり、お金と金融に関する教育を支援するために、各地の学校に講師派遣などを行っているそうです。2016年度の出前授業の回数は、小学校が477回、中学校が116回と、年々増えています。授業の内容は、カードやゲームで経済や金融を学ぶなど、難しい講義ではなく、楽しみながら、お金の仕組みを学べるようです。学校の先生は、お金の専門家ではありませんので、こうした支援は、力強いですね。

 

我が子に、お金の話・・・どう伝えるか・・・まずは、子どもと一緒に買い物するする中で、教えるのがいいかもしれませんね。たまには、親として考えてみたいものです。