今日は、さいたま市内の小、中学校の卒業式です。小学校6年の子どもを持つ職員と、中学校のPTA副会長をする職員は、今日は子どもたちの門出の日に涙します。保育園の卒園式も、あと少しですね。
さて、働くママが増えている昨今、時短制度など会社側の体制も整ってきて、働きやすい環境や雰囲気が社会全体に広がりつつありますね。ホワイトきゃんばすでも、時短制度を活用しているママが多いです。セクハラ、パワハラは誰もがよく使う言葉ですが、マタハラという言葉も広がり、「ワーキングマザーには気を遣わなければ」と考える人も増えてきました。
しかし、それ故に周囲からのフォローや気遣いを当たり前だと思い、配慮を欠いてしまうことのないように、気をつけたいものです。「仕事に消極的、向上心が不足」「急な休みや早退の引継ぎに備えていない」「子どもがいない人への配慮不足」という声が、一緒に働く人へのアンケートであがっているそうです。
職場のコミュニケーションをよくするコツを紹介する記事を見つけました。
①保育園からの呼び出しで早退する時の対応は、自分が頼みやすい人にお願いするのではなく、チーム全体を把握している上司を介して業務を割り振ってもらうのが理想的。依頼する内容は、口頭だけでなくメールやメモなどの文面で伝えておくと安心。
②職場では、実は不妊治療中だったりと様々なデリケートな問題を抱えている人もいるかもしれないので、子どもの話題に触れてこない人には、控えた方がいい。
③子どもの病気で数日にわたる休み明けは、「お休みいただきましてありがとうございました。おかげさまで子どもも回復しました」という感謝の言葉とともに、「〇〇の件はどうなりましたか?」と、担当する業務の進捗状況を確認すると、スムーズに仕事を開始できる。
④定時までに終わらない仕事を突然依頼された場合は、相手に自分の状況と意志をきちんと伝えることと、最初から拒否するのではなく「どれを優先すればいいですか?〇時までに退社しなければならないのですが、私が引き受けて大丈夫ですか?」と仕事の優先順位を確認する。また、先手を打って「今日は何かありますか?」と言われる前に聞くのも手です。
⑤時短勤務でも、効率性で仕事ができることをアピールしたいところです。それには、日頃から「業務の見える化・共有化」がポイント・・・担当する業務のマニュアルをあらかじめ作っておくなど、自分の仕事を他の人にも見やすくする。
まだまだ、方法論はたくさんあるでしょうから、働くママは自分の職場環境を考慮して、自分で考えてください。子どもがいる、いないにかかわらず、自分自身が前向きに仕事に取り組み、周囲と良好な関係を築くことが大切ですね。どうせ仕事をするのなら「あの人は、子育てもこなしながら、仕事もできる人だね」と言われたいものです。
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