今日は、ホワイトきゃんばすの卒園児2名を送り出す、さいたま市立栄(さかえ)小学校の「保幼小連絡協議会」に出席しました。この小学校は、3・11東日本大震災で、校舎が使えなくなるなど、大きな被害を受け、2年前に新校舎ができました。プロレスラーの高田延彦さんの妻で女優の向井亜紀さんは、この小学校の卒業生です。また、地域やPTAの協力で、ホタルを飼育しており、毎年7月末には、地域の方々を巻き込んだ「ホタルを愛でる夜」が開催されます。
今日の、協議会での私の仕事は明確で「今度、栄小学校に入学する、〇〇君と〇〇さんをよろしくお願いいたします」と伝えることです。2人とも、ホワイトきゃんばすが開園した年に、1歳で入園した園児です。思い出は、数えられないほどたくさんあります。
「保育園ホワイトきゃんばすは、異年齢保育ですので、1歳になって歩き始めると、同じ教室で1歳児から5歳児の5学年が、共に学び合う環境です・・・」という、子どもたちが過ごした、保育園の環境や考え方を話します。そして、卒園児の素晴らしいところをたくさん話します。そして、少しだけ、保護者と共有する心配な事も伝えます。
担任の先生が、入学後の指導内容に組み込めるようにです。そして、毎月、園長が書いている「子どもたちの成長の記録」を渡します。どこの小学校もこれには驚くのですが、3月末に担任の先生が決まったら、是非とも読んでいただきたいからです。
本日担当していただいた、栄小学校の先生は、2年生の担任を持つ女性の先生でした。彼女は、「よのなかの先生」です。実は、OLを経験し、教師の道を目指したそうです。私の「一杯のチョコレートから子どもたちの笑顔へ」の中でも「よのなかの先生」という表現をたくさん使っていますが、彼女には、民間企業で働いた経験を現在の教員の仕事へいかしてもらいたい旨をいつものように熱く語ってしまいました。(笑)
彼女の「問題意識」は、民間企業を経験したフィルターを通して、感じることができるはずです。そして、ずっと教員をしている多くの人たちが持つ「問題意識」とクロスすることで、あらたな課題と解決策が浮かんでくることでしょう。
こんな話をしたものですから、この先生は、当然ホワイトきゃんばすからの2名の新1年生をマークしてくれることになるはずです。(笑)
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