女子力

午後のおやつが終わると、大きい園児が鬼ごっこを始めました。それなら、広い屋上で・・・ということで、今日の寺子屋は、屋上で鬼ごっこです。クリスマス発表会で使用した、赤鬼と青鬼の面を使って、鬼役を二人にします。屋上の広いスペースを子どもたちは、駆け回ります。まさに、「ザ・鬼ごっこ」です。(笑)

 

そして、太陽が、富士山の右手に沈んでいきます。午前中は、雪化粧の富士山でしたが、この時間はシルエットとなり、夕日のオレンジを引き立てるのです。これには、さすがに子どもたちも静かに見入っていました。

 

さて、今日の話は「女子力」です。今では、誰もが当たり前のように使っています。2009年の新語、流行語大賞にノミネートされたのが、きっかけだそうです。

 

「輝いた生き方をしている女子が持つ力であり、自らの生き方や可憐さやセンスの良さを目立たせて、自身の存在を示す力」と一般的には定義されますが、今は、人によって、「女子力」の定義は、大きく違いますね。

 

「男を引きつける、ちやほやされる力」

「かわいく、美しく、おしゃれに見せるための演出力」

「漂う色気や上品さ」

「気配りや気づかい、気が利くこと」などなど・・・様々です。

 

最近では、「うちの学校では、女子力を向上させます」をうたう、女子高や女子中が多くなっているそうです。千葉県松戸市にある聖徳大付属女子中学・高校では、「女子力」の定義を「明確なビジョンを持って、きちんと自立できる女性になるための力・必要とされ、頼りにされる力」と、うたっています。

 

また、神奈川県川崎市の桐光学園中学・高校では、「社会で、男性と同じ土俵に上がれる能力を育てると同時に、豊かな感性を育てる力」と「女子力」を定義付けています。

 

皆さんの考える「女子力」とは、どんなイメージですか。最近では、強さを求めることも多くなっていますね。

 

私の定義は・・・「自分を磨く力を持ちながら、かつ他人への思いやりを大切にする力」

なんだか、女子力だけでなく男子力に求める内容と同じになってしまいました。(笑)