平成28年度クリスマス発表会 つづき

休憩を挟んだ後半は、寺子屋園児による4つの演目です。

 

プログラム⑤「キラキラ星 合奏」は、楽器の演奏も歌も満足のいく内容です。年長園児は、小学校で習うピアニカを上手に演奏します。これも、毎日の様に練習をした成果です。

 

プログラム⑥「劇 宇宙学校」は、アドリブ劇です。今回は、宇宙飛行士の地球人の校長先生が、宇宙人の子どもたちを相手に楽しい授業を行います。地球で生活するために、地球人の顔(ママやパパの顔)に変身したり、今地球で一番ヒットしている歌「PPAP」を躍って歌ってもらうなど、子どもたちは、リラックスして楽しむことができたようです。

 

プログラム⑦「ダンス UFO」は、鳥肌が立つくらい、子どもたちの完成度が高く、熱気が伝わってきました。舞台下では、寺子屋園児ではない子どもたちが、一緒に踊っています。発表会までに、100回以上練習したのが、この「UFO」です。

 

プログラム⑧「劇 かぐや姫」は、トリの演技にふさわしい、素晴らしい内容でした。おばあさん役の5歳女の子・・・練習では、必ずセリフを忘れてしまいます。しかし、本番では、今まで出したことのない大きな声で、完璧にセリフを言えました。かぐや姫役の6歳女の子が、舞台袖で「すごい。〇〇ちゃんがんばったね」とつぶやいた時には、すでに何人かの先生が泣いていました。

 

こうして、今年のクリスマス発表会も「感動」を保護者の皆様と職員たちが、子どもたちからプレゼントされました。

 

発表会の目的は、子どもたちのがんばりや成長を保護者の皆様に伝えることと、もう一つは、練習と本番を通じて、子どもたちが得る大きな力です。その力とは、「がまんすること」「子どもたち同士で協力し合うこと」「成し遂げ、自信を持つこと」など、子どもたちが大人になった時に、世の中で通用する力を持つことです。

 

運動会が終わって、1カ月半も練習が続きました。「声が小さい!」「〇〇くんがちゃんとできなかったので、全員やり直し!」「もう一回・・・しっかり!」「前を向いて話すんだよ・・・横向かないで!」などなど、先生からは厳しい指導も入りました。しかし、子どもたちは、それを乗り越えて、結果を出したのです。

 

子どもたちが、集団生活の中で得た、大きな経験は、確実に成長につながっています。しばらくは、「クリスマス発表会では、〇〇ちゃん・・・がんばったね!」という会話が続きそうです。

 

今年も子どもたちに「感動をありがとう!」